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スマートフォン・タブレット型端末用語 すまーとふぉんたぶれっとがたたんまつようご

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

スマートフォン・タブレット型端末用語
すまーとふぉんたぶれっとがたたんまつようご

iOS(アイオーエス)
 アップル社が開発したモバイル端末用のオペレーティングシステム。iPhone(アイフォーン)やiPad(アイパッド)、iPad mini(ミニ)、iPod touch(アイポッドタッチ)などに搭載されている。
App Store(アップストア)
 アップル社が自社の端末向けにアプリケーションを提供するオンラインサービス。
Apple ID(アップルアイディー)
 iTunes Store(アイチューンズストア)からの音楽データのダウンロード購入、App Store(アップストア)でのアプリケーションのダウンロードや購入など、アップル社が提供するサービスを利用するためのアカウント。
アプリケーション
 アプリケーション・ソフトウェアの略称。Appと表す場合もあり、アプリともいう。スマートフォンでは、機能追加やカスタマイズのためのプログラム全般をさす。Android(アンドロイド)端末用はGoogle Play(グーグルプレイ)、iPhone(アイフォーン)用はApp Store(アップストア)からダウンロードして入手する。一方、動画や音楽、文章、画像といったさまざまなデータ類は、コンテンツとよばれる。
Android OS(アンドロイドオーエス)
 グーグル社が開発した、スマートフォンやタブレット型端末のためのオペレーティングシステム。Android端末に搭載されている。無償で使えるプラットフォームとして2007年から提供されている。
インカメラ
 液晶画面の横など、本体を操作する側についているカメラ。その多くは、メインのカメラより画素数が少ない補助的なもので、画面で確認しながら撮影者自身を撮影(自画撮り)するために使われることが多い。テレビ電話サービスにおいては、テレビカメラの役割も担う。
ウィジェット widget
 ホーム画面に置いておくだけで、一目で情報を確認できる小型アプリの総称。本来は小型の装置などを意味する英語である。時計やカレンダー、天気予報、ニュース、バッテリー残量やシステム状況などを表示するものが一般に使われている。
絵文字 pictogram
 メールなどで文字のかわりに使用するイラスト、アイコン。感情や表情、状況や単語を端的に示すことができる。携帯電話向けに開発されたため、キャリアやメーカーごとに仕様が異なっていたが、自動変換やUnicode(ユニコード)6.0への登録などにより、統一が図られている。
LTE(エルティーイー)
 Long Term Evolutionの頭文字で、データ通信の高速化を実現する規格。本来は3G(第3世代)を拡張した3.9Gであるが、4Gと呼称することも規格策定組織より許可されている。理論上の最大速度は受信が326.4メガビット/秒(Mbps)、送信が86.4Mbpsである。
おサイフケータイ
 ソニーが開発した非接触型ICカード技術方式FeliCa(フェリカ)を搭載したモバイル端末。電子決済などに利用する。NTTドコモが携帯電話向けに開発した日本独自のシステムであるが、他社にライセンスされて各キャリアの一部の端末でも採用されている。
顔文字 emoticon
 文字や記号を組み合わせて顔の表情をつくった絵文字。メールやソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)、チャットなどにおいて、文字列だけでな伝わりにくい感情などを端的に示すことを目的とする。プラットフォームやOSを問わずに同じ表示が可能なので、パソコン通信の時代から使用されている。「(^_^)」(笑い)、「(_ _)」(ごめん)などがある。日本語入力用の顔文字辞書や、約1万種類の顔文字を集めた専用アプリなどもある。
機内モード
 モバイル端末を航空安全基準に従って航空機内で使うための設定で、通信機能をオフにした状態である。携帯電話網を使った通話とネットワーク利用、Wi-Fi(ワイファイ)、Bluetooth(ブルートゥース)、GPS(全地球測位システム)、位置情報サービスなどがオフになるが、航空会社によっては一部利用できる場合もある。通信機能以外は使用できるため、航空機内だけでなく、電池の消費を抑えたい場合や、電話を受信したくないときのマナーモードとしても使われる。
キャリア carrier
 電気通信事業者。通信キャリアともいう。固定電話会社や携帯電話会社、CATVなど通信設備をもつ事業者と、ISP(インターネット・サービス・プロバイダー)など通信設備をレンタルしてサービスを提供する事業者に大別される。スマートフォンなどでは、NTTドコモやau(KDDI)、ソフトバンクなどの移動体通信事業者(携帯電話会社)をさすことが多い。
キャリアメール
 携帯電話会社が提供する電子メールサービス。和製英語。各社独自のドメインで提供される。docomo.ne.jp、ezweb.ne.jp、softbank.ne.jp、emnet.ne.jp、willcom.comなどがある。
Google Play(グーグルプレイ)
 グーグル社が運営する配信サービスサイト。Android(アンドロイド)端末向けのアプリケーションやコンテンツなどを提供している。
公衆無線LAN(ラン)
 無線LANによりインターネット接続を提供するサービス。アクセスできるエリアを無線LANスポットなどといい、接続にWi-Fi(ワイファイ)が使われることが多いため、Wi-Fiスポットともよばれる。このサービスを利用することで、パケット代の節約や通信速度の高速化などができる。
シェイク shake
 本体を左右に振る動作で、本体内のセンサーを利用して行う操作。スマートフォン間でアドレスを交換する、入力中のデータをすべて消去する、ライトを点灯させるといった、独自の操作が割り当てられていることが多い。
ジェスチャー gesture
 パソコンでマウスの動きとボタンを組み合わせて行ういろいろな操作を、スマートフォンに移植した機能。たとえば特定のブラウザでは画面をスワイプするだけで、タブを切り替える、前後の画面に移動するといった操作ができる。
SIM(シム)カード
 電話番号やネットワークなどの契約者情報を記録したICカード。スマートフォンや携帯電話に差し込むことで、利用回線を特定できる。標準サイズ(25ミリメートル×15ミリメートル)のほかに、マイクロSIM、nanoSIMという3サイズがあるが、いずれも機能は同じで、アダプタを使用して小さなSIMを大きなSIMのスロットに入れることもできる。
スクラブ scrub
 音楽や動画の再生中に行う、早送りや巻き戻し、再生位置の変更などの操作。再生時に画面に表示されるバーを使い、再生位置を示すスライダーとよばれるボタン部分を左右に動かす。
スタイラスペン stylus pen
 スマートフォンやタブレット型端末で、指のかわりに使う専用のペン。タッチペン。本体に内蔵されている場合や、ボールペンなどの筆記用具と兼用の製品もある。
ステータスバー status bar
 スマートフォンの画面の一番上に表示される横長の部分。通知バーともいう。端末の状態をアイコンなどで示し、メール着信、スケジュールなどのリマインド、アプリの更新、残バッテリー量、時刻などの基本情報が表示される。
スライド slide
 スライド式のキーボードを内蔵したスマートフォンの総称。スライドスマホともいう。パソコンに近いQWERTY(クワーティー)キーボードを内蔵したものや、携帯電話と同じようにトグル入力ができるテンキーをもつ製品がある。
スリープ sleep
 消費電力の抑制や誤動作防止のために端末を休眠状態にすること。スリープモードともいう。電源を切った状態ではないため、短時間で元の状態に復帰できる。一定時間操作をしなかったときに自動的にスリープする、という設定で利用されることが多い。特定のキーを押すことにより任意にスリープさせることもできる。
スワイプ swipe
 指先を画面から離さずに、そのまま上下左右に動かす操作。フリックよりもゆっくりと大きく動かす。画面そのものを大きく動かす、次のページや画像に移動するなどの操作ができる。
タッチ touch
 画面に触れる操作全般をさすことば。複数の場所に触れることをマルチタッチ、タッチしたままの状態を続けることをロングタッチ(ロングタップ)という。操作方法の説明では、一般的にはタップという用語が使われる。
タップ tap
 指先やペン先で、画面を軽くたたくように触れること。パソコンのマウス操作におけるクリックに相当する。タップすることでメニューやアイコンを選択する、ボタンを押すといった操作ができる。2回続けてすばやく触れることをダブルタップ、タップしたあとも指を離さずに押し続けることをロングタップやタッチ長押し、ホールドという。
通知バー
 ステータスバーのこと。
テザリング tethering
 スマートフォンをインターネット接続のためのモデム、ルーターとして利用して、ゲーム機やパソコンなどにネット通信機能を付与すること。両者間の接続は無線LAN(ラン)、有線、Bluetooth(ブルートゥース)などを用いる。
同期
 情報や作動を時間的に一致させること。スマートフォンでは、端末内のデータと、インターネットのサービスや他のパソコンなどに保存されているデータの内容を同じ状態にする作業をさす。相互に参照して最新の状態にする。たとえば、端末で管理しているスケジュールやアドレス帳、ドキュメント類を、グーグルなどが提供するサービスと同期することで、データのバックアップになる。さらに、そのサービスを経由して他の機器と同期させることで情報を共有する。
トグル入力
 キーを複数回タップすることで文字を選ぶ入力方法。トグル打ち、携帯電話と同じ入力方法であることから携帯打ち(かなめくり入力)ともいう。日本語入力では、「あ」「か」「さ」「た」「な」といった各行ごとのボタンを複数回タップすると、各行の文字が順番に表示される。あ行であれば、「あ・い・う・え・お」と出てくるなかから必要な文字を選ぶ。
ドラッグ drag
 ロングタップ(指先で画面を軽く押し続けた状態)のままで、さらに指を上下左右に動かすこと。アイコンなどの移動ができる。
ドロワー drawer
 スマートフォンにインストールされているすべてのアプリを一覧できる画面。Android(アンドロイド)端末の機能であり、基本的にすべてのアプリのアイコンがホーム画面にあるiPhone(アイフォーン)にはない。もともとdrawerは「引き出し」の意味で、サイトでアイコンを選ぶとメニューがスライドして出てくる機能もドロワーまたはドロワーメニューとよばれる。
パスコードロック passcode lock
 パスワードロックともいう。iPhone(アイフォーン)で使われる用語。端末が使用できないようにロックをかけたり、それを解除するために、文字や数字などの入力が必要なセキュリティ機能。ワード(言葉)だけでなく数字や一部の記号も使うため、コード(符号)という語になっている。
ピンチ pinch
 画面に触れている2本の指を使って行う操作。2本の指の間を広げていくことをピンチアウト、つまむように指の間を狭めていくことをピンチインという。それぞれ、画像の拡大、縮小などの操作に使う。
ファブレット phablet
 フォンphoneとタブレットtabletの合成語。スマートフォンより大きく、タブレット型より小さい端末で、おもに画面サイズが6インチ前後の製品をさす。
プラチナバンド
 移動体通信システムに割り当てられた電波帯のなかで、700~900メガヘルツ帯の俗称。ゴールデンバンド、プレミアムバンド、800メガヘルツ帯ともよばれる。1.5ギガヘルツ帯、1.7ギガヘルツ帯、2ギガヘルツ帯などと比べると、電波の到達距離が長い、伝送できる情報量が多い、障害物を迂回(うかい)して伝わる、設備の小型化ができるなど、メリットが多いことを強調するため、通信事業者が宣伝用に使用する名称であり、正式な規格名ではない。
フリーズ freeze
 画面が動かず、一時的に操作ができなくなる状態。解消するには、アプリマネージャーやメモリマネージャーを使ってアプリやメモリを解放する、再起動するといった対処法がある。
フリック flick
 指先で画面に触れたあとに、小さくスライドさせる、サッと払う、などの操作。画面の切り替えや文字入力で使う。
フリック入力
 フリックしながら文字を選んでいく入力方法。携帯電話の押しボタンと同じような「あ」「か」「さ」「た」「な」といった各行ごとのボタンを利用する。それを押すとさらにボタンが現れて、各行の文字が表示される。あ行であれば、「あ・い・う・え・お」の各文字が出てくるうちの、希望の文字に対してフリックすることで入力していくという機能。上下左右と中央の5か所に分かれるもの、画面上方に五つのポジションが現れるものなどがある。
ホーム home
 スマートフォンを起動したときに最初に表示される画面。ホーム画面ともいい、そこからすぐに使えるようになっているアプリをホームアプリという。ホームはすべての操作の起点となる場所で、そこに戻るための専用ボタンをホームボタン、同じ機能を画面上やキーボードに割り当てたものをホームキーという。
ホームボタン home button
 一般的にホーム画面あるいはホームページなどにアクセスするボタン。ほとんどの機種で、本体下部の中央に位置している。一度押すと、使用中のアプリをいったん終了してホーム画面に戻るほか、省電力設定によってバックライトの消えた画面の再点灯にも使う。指紋認証のセンサーを兼用する機種もあるほか、カスタマイズして任意の機能を割り当てることもできる。
マナーモード
 着信音が鳴らない設定。公共の場のマナーとして利用される。通常は音のかわりにバイブレーターの振動に変更される。音も振動もないサイレントモード、運転時のドライブモード、航空機中の機内モードなどもマナーモードに含まれる。
マルチタッチ multi touch
 数本の指先を、同時に複数の場所に触れながら操作すること。複数のポイントを利用することで、複雑な命令をスムーズに入力できる。ピンチイン、ピンチアウト、回転などの操作ができる。
Lightning(ライトニング)
 アップル社が開発したコネクタの規格。iPhone 5(アイフォーンファイブ)で初めて採用された。それ以前のDock(ドック)コネクタと比べて端子が小さい、リバーシブル構造で表裏を気にせず使えるなどの特徴がある。
リモートロック remote lock
 モバイル端末を、通信機能を使った遠隔操作で一時的に操作できないようにする機能。遠隔ロックともいう。おもに、端末を紛失したり盗難にあった際に、他人による不正使用を防止するために利用される。NTTドコモやau(KDDI)、ソフトバンクなどのキャリアだけでなく、アップルやグーグルでも同様のサービスを提供している。また、遠隔操作で端末のデータを消去することをリモートワイプremote wipeという。
ロック lock
 端末を使用できない状態にすること。とくに、セキュリティや誤動作防止のために、表示や画面操作を制限することをスクリーンロックや画面ロック、キーロックなどという。解除の方法には、専用画面でのパスワードやパターンの入力、端末搭載カメラを使う顔認識、指紋認証などがある。多くの端末の初期設定では、一定時間操作をしないと自動的にスクリーンロックがかかる。
Wi-Fi (ワイファイ)
 無線LANの規格で、Wi-Fi Alliance(アライアンス)よって標準化された高速無線LAN(ラン)の仕様。

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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