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スリナム スリナム Suriname

翻訳|Suriname

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

スリナム
スリナム
Suriname

正式名称 スリナム共和国 Republiek Suriname。面積 16万3820km2。人口 52万9000(2011推計)。首都 パラマリボ南アメリカ北部にある国。旧オランダ領ギアナで,西はガイアナ,南はブラジル,東はフランス領ギアナと国境を接し,北は大西洋に面する。

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デジタル大辞泉の解説

スリナム(Surinam)

アメリカ北東部の共和国。首都はパラマリボ。もとオランダ領ギアナで、自治領を経て1975年独立。主産物はボーキサイト。人口49万(2010)。

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百科事典マイペディアの解説

スリナム

◎正式名称−スリナム共和国Republiek Suriname/Republic of Suriname。◎面積−16万3820km2。◎人口−54万人(2012)。
→関連項目ギアナ

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世界大百科事典 第2版の解説

スリナム【Surinam】

正式名称=スリナム共和国Republiek Suriname面積=16万3820km2人口(1996)=43万人首都=パラマリボParamaribo(日本との時差=-12時間30分)主要言語=オランダ語通貨=スリナム・ギルダーSurinam Guilder南アメリカ大陸の北東部に位置する共和国。面積は日本の2分の1弱で,南アメリカ諸国の中で最も小さい。
[自然,住民]
 北部の海岸を除き西をガイアナ,東をフランス領ギアナ,南をブラジルと接した国土は,海岸低地と中部のサバンナ地帯,熱帯樹林におおわれた南部山地に分けられる。

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大辞林 第三版の解説

スリナム【Surinam】

南アメリカの北東部、大西洋に面する共和国。1975年オランダから独立。ボーキサイトを産する。住民はインド系・クレオール・インドネシア系など。主要言語はオランダ語・ヒンディー語・英語・インドネシア語など。首都パラマリボ。面積16万4千平方キロメートル。人口40万( 2005)。正称、スリナム共和国。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

スリナム
すりなむ
Suriname

南アメリカ大陸北東部の国。旧称はオランダ領ギアナで、1975年独立した。正式名称はスリナム共和国Repbliek Surinameという。東はフランス領ギアナ、西はガイアナ、南はブラジルと接し、北は大西洋に面する。面積は16万3265平方キロメートルで、南アメリカ大陸でもっとも小さい国である。人口45万3600(2002推計)。首都はパラマリボ。[山本正三]

自然

国土は全般に平坦(へいたん)であるが、海岸から内陸に向けて広がる粘土または砂土の肥沃(ひよく)な平野部、中部のサバンナ地帯、南部のウィルヘルミナ山地(最高1230メートル)の3地域に分けられる。海岸平野は東のマロニ川と西のコランタイン川の両河口の間、344キロメートルの海岸線に沿って幅16キロメートルから80キロメートルで広がっている。その内陸側に幅約65キロメートルのサバンナ地帯が東西に延び、その南部が熱帯雨林に覆われた国土の3分の2を占める山地である。[山本正三]

歴史・政治

16世紀にスペインが占領したが、金、銀を産出しなかったので放棄した。オランダは1581年に進出し、1616年までにいくつかの小植民地をつくってアフリカから多くの黒人奴隷を輸入した。17世紀中ごろにはイギリスとオランダの両国間でスリナムの領有が争われイギリスが奪取したが、1667年のブレダ条約でオランダ領が確認された。18世紀末のナポレオン戦争当時ふたたびイギリスが占領したが、1815年のパリ条約でオランダの領有権が最終的に確立し、63年に奴隷解放が行われた。1954年オランダ王国憲章の大幅な改正によってオランダ王国の一構成領となり、オランダ本国と対等な内政自治権を得た。そして75年11月25日スリナム共和国として正式に独立した。独立後スリナム国民党(NPS)のアロン首相が政権を担当したが、80年2月のクーデターで追放された。その後何回かの政権交代があり、社会主義化を目ざす軍政が敷かれ、国会も廃止された。外交面では、独立後キューバなど社会主義国との関係強化を図ってきたが、83年キューバとの全協定を破棄し、アメリカとの関係を強めた。88年に民政に移管、91年フェネティアンが大統領に選出されたが、その後も政治・経済面で不安定な状態が続いている。96年には国民民主党(NDP)のウェイデンボスが大統領に就任したが、2000年にはフェネティアンが返り咲いた。[山本正三]

産業・経済

スリナムのもっとも重要な資源はボーキサイトで、その産出量は376万6000トン、世界第9位である(1994)。そのうえ国名(岩の多い川という意)が示すように河川が急流であり、しかも水量が豊富なため水力発電に適し、アルミ製錬に利用されている。20世紀初めまでは、サトウキビ、コーヒー、カカオなどのプランテーション農業がスリナムの中心産業であった。しかし、1965年スリナム川中流に琵琶(びわ)湖の2.2倍の人工湖をもつブロコポンド・ダムが完成し、電力生産は激増した。そしてこの電力を利用して、年間生産能力アルミナ80万トン、アルミニウム6万トンという世界的な大規模工場が建設された。
 こうしてスリナムの産業・経済構造は農林業中心から鉱工業中心に変化した。ボーキサイト、アルミナ、アルミニウムの輸出額は全輸出額の91.5%にも及び、その相手国はアメリカ、オランダ、ノルウェーなどである。住民の主食である米、バナナおよびココナッツの生産も多く、ことに米穀の近隣諸国向け輸出額はアルミナ、アルミニウム、魚貝類に次いでいる。また、木材や木工品、砂糖、バナナも重要な輸出品になっている。一方、石油製品や機械類、化学薬品が、アメリカ、オランダ、日本などから輸入されている。交通網は鉄道が延長150キロメートル、道路が延長約1600キロメートルと、海岸平野を除けば不備である。内陸への交通は河川の利用に大きく依存している。首都のパラマリボは貿易港であり、国際空港もある。[山本正三]

社会

先住民はインディオでその数は約5000人と推定されているが、現在、人口の多い海岸平野部にはインディオの姿はほとんどみられない。インディオ以外の住民は海岸平野に居住し、なかでももっとも古い住民はオランダ植民地時代のアフリカ人奴隷の子孫(クレオール)で、多くは小農や職人、労働者である。奴隷解放後、農園の労働力不足を補うためインド人やインドネシア人、中国人などのアジア系住民が契約労働者として移民してきた。アジア系住民の多くは都市に居住し、商業や知的職業に進出している。したがって人種構成は複雑で、クレオール(黒人とその混血)35%、インド系33%、インドネシア系16%、マルーンmaroon10%、インディオ3%(1991)となっている。
 宗教もアフリカ系黒人がプロテスタントやカトリック、インド系がヒンドゥー教、インドネシア系がイスラム教と、人種の違いによって多種多様である。言語も公用語のオランダ語のほかに、英語、ヒンディー語、スラナン・トンゴ語などが使用される。教育制度は7歳から12歳までが義務教育で非識字率も7%と比較的低い。[山本正三]

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