《Catedral de Sevilla》スペイン南西部、アンダルシア州の都市セビリアにある同国最大級の大聖堂。イスラム教徒支配時代のモスク跡地に15世紀初頭から16世紀初頭にかけて建造。ゴシック様式を主として、ルネサンス、バロック様式が混在する。ゴシック様式の木彫の傑作とされる主祭壇のほか、ムリーリョ、スルバラン、ゴヤによる宗教画、アラゴン王アルフォンソ5世とコロンブスの墓がある。高さ98メートルのヒラルダの塔は12世紀末にモスクの尖塔として建設されたもの。1987年、「セビリアの大聖堂、アルカサル、インディアス古文書館」の名称で世界遺産(文化遺産)に登録された。