セルシン(その他表記)selsyn

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「セルシン」の意味・わかりやすい解説

セルシン
selsyn

機械的には分離され,電気的には結合した1対の同じ構造誘導電動機から成り一方の回転子の回転角を電気的に他方の回転子に伝達する機構。シンクロ synchroともいう。両方の固定子コイルは並列閉回路をつくり,回転子は並列で共通交流電源で励磁する。一方 (発信機) の回転子の回転角と他方 (受信機) の回転子の角度の間に差があると,それぞれの固定子に誘起される電圧に差が現れ,固定子コイルに電流が流れて回転力が現れるので,発信機回転子の回転角に従って受信機回転子は回転する。同じ装置にサーボ機構を適用して伝達の精度を高めることができる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のセルシンの言及

【シンクロ電機】より

…回転軸の角位置または運動を,計測または制御するために用いる多相構造の回転機の総称で,セルシン(商品名)とほぼ同義語である。シンクロは単独で角度の検出に用いることもあるが,一般には2個以上を電気的に連結したシンクロシステムとして用いられる。…

※「セルシン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

新暦の 4月後半から 5月の,梅雨前に日本列島が大きな移動性高気圧に覆われたときの晴天。発現期間は短い。もともとは旧暦 5月が梅雨にあたることから,梅雨の晴れ間の意味で,梅雨晴れ(つゆばれ)とも呼ばれ...

五月晴れの用語解説を読む