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タイピン Taiping

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

タイピン
Taiping

マレーシア,マレー半島西部,ペラ州西部の町。タイピン (太平) の名は,スズの採鉱権をめぐるスルタン一族と中国人秘密結社との錯綜した争いが 1873年に終結したことを記念してつけられた。第2次世界大戦前は,ラルート峡谷を控えるスズの最大の集散地で,日本占領下の 1942年まで州都であった。イポーにその地位を譲ったが,外港ポートウェルドを通じてスズなどを積出している。郊外には湖水公園,避暑地タイピン山 (英語ではマクスウェル丘) などがある。マラヤ鉄道西岸線が通る。人口 14万 6002 (1980) 。

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世界大百科事典 第2版の解説

タイピン【Taiping】

マレーシア,マレー半島中西部,ペラ州第2の都市。人口18万3000(1991)で60%は華人。半島を南北に走る主山脈の西麓にスズ鉱山の町として成立した。現在はゴムと木炭の集散地でもある。町の北東部には国内最大規模の美しい人工湖公園があり,旧マラヤ連邦で初めて設立された博物館とともに,観光の名所になっている。州侯(スルタン)の王宮は町の東方37kmのクアラ・カンサーにある。【太田 勇】

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

タイピン
たいぴん
Taiping

マレーシア本土、マレー半島西部のペラク州にある都市。海岸から約20キロメートル内陸に位置する。人口18万3320(2000)。後背地のキンタ河谷の錫(すず)鉱山の開発とともに発展した。かつてはペラク州の州都であったが、イポーにとってかわられた。イポーから鉄道が通じる。中国系住民が多く、商取引が活発である。市内にはタイピン公園や博物館、郊外には高地休養地として知られるマクスウェル・ヒル(1200メートル)がある。[別技篤彦]

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