タイブレーク(読み)たいぶれーく(英語表記)Tiebreak

知恵蔵の解説

タイブレーク

時間制限のない競技で早期決着をつけるルールテニスが1970年から採用したもので、2008年の北京オリンピック直前に野球での採用が決まって論議を呼んだ。延長10回終了時に同点の場合、11回からは無死1、2塁の設定で新たな先頭打者の変更を認めて攻撃に入るもの。日本は予選リーグの米国戦で経験し負けている。なお、ソフトボールは7回終了で同点の場合に無死2塁から、社会人野球は延長12回で4時間を越えた場合、一死満塁から攻撃するルールを以前から採用している。

(武田薫 スポーツライター / 2008年)

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

タイブレーク

延長十二回で決着がつかない場合、十三回無死一、二塁から始める。打順は前の回から継続し、一塁走者は一つ前、二塁走者に二つ前の打順の選手が入る。決勝は、延長十五回で決着しないで再試合になれば適用する。日本高野連が1月、投手の負担軽減などを目的に導入を決めた。

(2018-07-15 朝日新聞 朝刊 埼玉・1地方)

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デジタル大辞泉の解説

タイ‐ブレーク(tie break)

テニスで、ゲームカウントが一般的に6対6になったときに、決着を早くつけるために行うゲーム方法。2ポイント以上の差をつけて7ポイントを先取したほうをそのセットの勝者とするもの。
野球やソフトボールで、延長戦になった際に、決着を早くつけるために行うゲーム方法。最初から走者を塁に置いて、点の入りやすい状況から試合を再開する。ソフトボールではタイブレーカーという。
[補説]野球のワールドベースボールクラシックでは第2回大会から適用。延長11回以降は無死1・2塁からプレーを開始する。都市対抗野球では、延長12回以降は1死満塁からプレーを開始する。

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大辞林 第三版の解説

タイブレーク【tie break】

試合が長引くのを防ぐための方法。テニスやソフトボール、バレーボール、野球などで導入されている。ソフトボールではタイブレーカーともいう。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

タイブレーク
たいぶれーく
tie break

時間制限のないスポーツ競技において、決着を早めるために採用される試合方式。タイブレークは均衡を破るという意味である。野球、ソフトボール、テニス、バレーボールセパタクロー、カーリングなどの試合で、規定の延長戦などを経ても勝敗が決まらない場合に行われる。タイブレーカーtiebreakerともいう。競技ごとに規定があり、一部の国際競技団体などでは国際大会の運営組織が独自に規定を設けている場合もある。
 たとえば、テニスでは各セットでゲームカウントが6対6になったときにタイブレークのルールが適用される。ポイントは1ポイントずつ増え、相手選手に2ポイントの差をつけて7ポイントを先取したほうをそのセットの勝者とする。ただし、ポイントが6対6になった場合は、2ポイントの差がつくまでプレーは続けられる。
 オリンピック大会で行われた野球では、延長10回を終えて同点の場合、11回からは無死1・2塁の状況から試合を開始する。両チームの延長11回の攻撃が終わっても勝敗が決まらなければ決着がつくまでタイブレーク方式を継続する。なお、タイブレーク初回の先頭打者は各チームで自由に決めることができ、その打者よりも打順が一つ前と二つ前の選手が自動的に出塁することになっている。
 日本では、社会人野球公式戦のルールとして、2003年(平成15)から独自の規定によるタイブレーク方式が採用されていたが、2018年以降は国際基準にあわせるため、打順は前のイニングから引き継ぎ、無死1、2塁で再開する方式に変更された。なお、タイブレークを適用するイニングは、大会ごとの規定による。また、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でも、2009年の第2回大会からタイブレーク方式が採用されている。なお、高校野球では、2018年の大会(選抜高等学校野球大会、全国高等学校野球選手権大会など)から、同様の方式が導入されることとなった(決勝を除く)。[編集部]

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精選版 日本国語大辞典の解説

タイ‐ブレーク

〘名〙 (tie break) テニスの試合で、ジュースの反復を防ぐために、ゲームカウント六対六の時、二ポイント以上の差をつけて七ポイント先取した方をそのセットの勝ちとすること。ポイント六対六のあとは二ポイント差がついたところで終了。

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世界大百科事典内のタイブレークの言及

【テニス】より

…3セット試合の場合は2セット先取したものが,5セット試合の場合は3セット先取したものが勝者となる。
[タイブレーク]
 試合が極度に長引くのを防ぐために考えられた方式で,5ゲームオールあるいは6ゲームオールとなった際,次のゲームを7ポイント先取(6ポイント対となったときは以後2ポイント連取),あるいは5ポイント先取した方がそのセットを取る方式である。〈ノーアドバンテージ〉も試合進行を早めるためのもので,デュースとなったとき次の1ポイントでゲームの勝敗を決めるものである。…

※「タイブレーク」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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