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タマリン Saguinus; tamarin

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

タマリン
Saguinus; tamarin

霊長目キヌザル科タマリン属に属する動物の総称。マーモセットに似るが,体がやや大きく,尾に縞模様がない。また下顎の犬歯が門歯の2倍近くになる点で他のマーモセット類と区別される。ゴールデンライオンタマリン S. rosalia,クチヒゲタマリン S. mystaxをはじめ,いくつかの種が知られている。いずれも南・中央アメリカの熱帯雨林の樹上にすみ,昆虫類,果実,種子を食べ,家族単位で生活している。

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デジタル大辞泉の解説

タマリン(tamarin)

キヌザル科タマリン属の哺乳類の総称。リス大の小形の猿。果実・昆虫を主食とする。パナマからアマゾン川流域にかけて分布。

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世界大百科事典 第2版の解説

タマリン【tamarin】

霊長目キヌザル科タマリン属Saguinusに属する新世界ザルの総称。俗にタマリンと呼ばれるグループは,学者によって1属あるいは2属に分けられ,マーモセットのグループとともにキヌザル科を形成している。一般に小型で手足にかぎづめがあり,外見上はマーモセットに類似しているが,切歯がマーモセットのように長くないことで区別できる。頭胴長15~30cm。タマリン属は,クロクビタマリンS.nigricollis,クチヒゲタマリンS.mystax,シロテタマリンS.leucopus,ライオンタマリンS.rosaliaなど10~20種前後に分類されるが,その分類のしかたは学者によって異なる。

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大辞林 第三版の解説

タマリン【tamarin】

霊長目マーモセット科タマリン属の哺乳類の総称。小形のサルで、頭胴長20センチメートル 前後、尾長30センチメートルぐらいのものが多い。熱帯雨林にすみ、完全な樹上生活を営む。昼行性で、昆虫や小動物を食べる。中央アメリカからアルゼンチン北部にかけて分布。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

タマリン
たまりん
tamarin

哺乳(ほにゅう)綱霊長目マーモセット科タマリン属に含まれる動物の総称。この属Saguinusの仲間は、マーモセットと同様、リスぐらいの小形のサルである。体毛の生え方と色の変異が著しく、かつては数属と多数の種が設けられたが、現在では1属11種にまとめられている。亜種数は32。パナマ、コロンビア北西部、アマゾン川流域の大部分、およびギアナ地区に分布するが、オリノコ川流域にはいない。果実と昆虫を主食とし、マーモセットほどではないが樹液や樹脂も食べる。クロクビタマリンS. nigricollisとセマダラタマリンS. fuscicollisは、昆虫、とくにバッタやコオロギ探しに熱中するという報告がある。数頭の小集団で暮らすが、これがいくつか集まってより大きな地域集団をつくることがある。[西邨顕達]

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世界大百科事典内のタマリンの言及

【キヌザル】より

…キヌザル科の分類は2~5属,20~30種と学者によってさまざまである。マーモセット属,タマリンSaguinus,ライオンタマリン属Leontopithecusなどが含まれ,ゲルディモンキーを亜科のレベルで含めることもある。 キヌザルの仲間は一般に小型で頭胴長20cmくらいのものが多く,外見上あまりサルらしくない。…

※「タマリン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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