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ダイセン Dithane

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ダイセン
Dithane

ジネブまたはナーバムを有効成分とする農業用殺菌剤の商品名。ジネブはナーバムに塩化亜鉛か硫酸亜鉛を作用させ沈殿物を採取したもので,ジチオカルバメート剤のなかで最も進んだ形のもの。水和剤 (60%) と粉剤 (3.9%) があり,うり類のべと病,トマトの疫病,輪紋病,白菜の黒斑病,白斑病,べと病,ねぎのべと病,黒斑病,麦の銹病,その他野菜,果樹,花卉の諸病害に対し,水和剤 400~650倍液,粉剤 10aあたり3~5kgを散布する。薬害は小さく,ボルドー液より殺菌力が強い。

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世界大百科事典 第2版の解説

ダイセン【Dithane】

ジチオカーバメート系殺菌剤で,ジネブzineb(エチレンビス(ジチオカーバメート)亜鉛)の商品名。黄色の吸湿性結晶で,ウリ類の炭疽(たんそ)病,疫病,アブラナ科の黒斑病,白斑病,べと病,ネギ類のべと病,黒斑病,銹(さび)病,イチゴの灰色かび病など野菜類の病害の防除に用いられる。類似の構造ならびに殺菌活性を有するマンネブ(商品名マンネブダイセン),マンゼブ(商品名ジマンダイセン),アンバム(商品名ダイセンステンレス),ポリカーバメート(商品名ビスダイセン)などの殺菌剤も広く使用されている。

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