ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ジネブ」の意味・わかりやすい解説 ジネブzineb 農薬の一種。有機硫黄系剤。エチレンビスジチオカルバミン酸亜鉛を主体とする。残効性が比較的長く,銅に弱い作物に使用でき,病原菌に対し非選択的に作用するため適用範囲が広く,細菌病を除く各種病害に有効である。特に殺菌のほか,ダニの発生抑制効果もある。麦類の銹病,ナシの赤星病などに有効。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報