ダイヤモンドゲーム(読み)だいやもんどげーむ(英語表記)diamond game

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ダイヤモンドゲーム
だいやもんどげーむ
diamond game

星形の六角で縦横(たてよこ)に線が描かれている盤と、15個ずつ普通は赤、黄、緑の三色に塗り分けられた45個の駒(こま)を使用して3人または2人で争う室内ゲーム。盤の六つの突出した三角形は相対する二つずつ駒と同じ色に塗り分けられていて、競技者は自分の駒と同じ色に塗られた三角形の一方の15の線の交差点に駒を並べる。競技は、交互に自分の駒を一桁(けた)ずつ線の交差点上を動かして、早く向き合った同じ色の三角形の中に全部の駒を入れた者が勝ちとなる。駒は前後左右いずれの方向へも動かすことができ、途中に他の駒があるときは敵味方の関係なく1個だけは飛び越すことができる。駒を飛び越したときは何回でも連続して駒を動かすことができる。ただ2個以上の並んだ駒を飛び越すことと、相手方の陣地に自分の駒を入れることは禁じられている。このゲームはルールが単純なのにかかわらず相当な思考力を必要とし、興味深い遊びとして広まっている。

[倉茂貞助]

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百科事典マイペディアの解説

ダイヤモンドゲーム

盤上ゲームの一種。欧米ではチャイニーズ・チェッカーChinese checkerと呼ばれ,日本では〈ダイヤモンド・ゲーム〉〈ハルマ〉などの名で商品化されている。英国ビクトリア朝後期に流行したハルマhalma(ギリシア語で〈ジャンプ〉の意)が原型で,20世紀前半にこれが単純化されてチャイニーズ・チェッカーの名で東洋から欧米に逆輸出されたといわれる。盤は正方形で目は16×16。駒は,2人で行う時は黒・白各19個,4人の時は赤・緑を加えて各人13個を使用。各隅の自陣に駒を置き,敵味方相対し,駒は順次1目ずつ動かすが,前後左右に別の駒が1個ある場合はこれを飛び越すことができる。先に敵陣持駒を全部収めた者が勝。

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精選版 日本国語大辞典の解説

ダイヤモンド‐ゲーム

〘名〙 (洋語diamond game) 卓上遊戯の一つ。互いの駒を六角形の外辺にある三角形の陣地から、向かいの陣地に早く入れた者を勝ちとする。二~三人で行なう。
※古川ロッパ日記‐昭和一五年(1940)八月一六日「山根寿子親子が遊びに来た。ダイヤモンドゲームで遊び」

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世界大百科事典 第2版の解説

ダイヤモンドゲーム

盤上ゲームの一種。日本では〈ダイヤモンド・ゲーム〉または〈ハルマ〉などの商品名で市販されているが,欧米ではチャイニーズ・チェッカーChinese checkerと呼ばれる。原型はビクトリア朝後期(19世紀後半)に流行したハルマhalma(ギリシア語で〈ジャンプ〉の意味)である。ハルマのゲーム盤は16×16の市松模様の升目からなるもので,駒の配置は図のとおりである(2人のゲームでは19個,4人のゲームでは13個と駒の数が異なる)。

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