ダントンの死(読み)ダントンノシ(英語表記)Dantons Tod

デジタル大辞泉 「ダントンの死」の意味・読み・例文・類語

ダントンのし【ダントンの死】

原題、〈ドイツDantons Todビュヒナーによる戯曲。4幕の悲劇。亡命資金の捻出目的として、1835年に執筆カールグツコー編集を経て、雑誌フェニックス」に掲載された。初演は1902年。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ダントンの死」の意味・わかりやすい解説

ダントンの死
ダントンのし
Dantons Tod

ドイツの劇作家 G.ビュヒナーの戯曲。4幕物の悲劇。 1835年刊。約 70年後の 1902年にベルリンの自由民衆舞台で初演。ビュヒナー 21歳のときの作。ヘッセン革命を呼びかけて官憲追及を受けていた作者が潜伏中に5週間で書上げた悲劇。過激派ロベスピエールと穏健な改革を選ぶダントンとの対立を中心に,フランス革命を描いた作品。

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