チェザロッティ(その他表記)Cesarotti, Melchiorre

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「チェザロッティ」の意味・わかりやすい解説

チェザロッティ
Cesarotti, Melchiorre

[生]1730.5.15. パドバ
[没]1808.11.4. セルバッツァーノ
イタリアの詩人,評論家。パドバの神学校で修辞学を講じ (1751~60) ,次いでパドバ大学でギリシア語とヘブライ語を講じた (68以降) 。ギリシア古典をはじめとして多数の外国文学の作品を翻訳したが,特に『イリアス』と『オシアンの詩』の翻訳は有名。主著『言語哲学論考』 Saggio sulla filosofia delle lingue (85) 。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「チェザロッティ」の意味・わかりやすい解説

チェザロッティ
ちぇざろってぃ
Melchiorre Cesarotti
(1730―1808)

イタリアの文学者。30代にベネチアでJ・マクファーソンの『オシアンの歌』を知り、イタリア語訳を完成、その出版(1763)が大成功を収め、ロマン主義の気運を促した。フランス革命の穏健な支持者で、ナポレオンの厚遇を受ける。パドバ大学のギリシア・ヘブライ語教授として『イリアス』ほか古典の翻訳など広範な業績を残し、主著『言語哲学論考』(1785)は長い間、言語問題のもっとも重要な著作であった。

[古賀弘人]

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