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トレチャコフ美術館 トレチャコフビジュツカン

デジタル大辞泉の解説

トレチャコフ‐びじゅつかん〔‐ビジユツクワン〕【トレチャコフ美術館】

《〈ロシア〉Gosudarstvennaya Tret'yakovskaya Galereyaモスクワにある国立美術館。19世紀の実業家パーベル=トレチャコフが収集品を自邸で公開したことに始まり、1918年に国有化。ロシア美術を多数所蔵する。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

トレチャコフ美術館
とれちゃこふびじゅつかん
Государственная Третьяковская Галерея Gosudarstvennaya Tret'yakovskaya Galereya ロシア語
State Tretyakov Art Gallery英語

モスクワにあり、ロシア最大のロシア美術を所蔵する美術館。モスクワの実業家パーベル・トレチャコフ(1832―98)が、当時のロシア人画家の作品を中心とするコレクションを1881年から私邸で公開したのに始まる。98年には建物とともに全コレクションを同市に寄贈。革命後、1918年に国有化され、ヨーロッパの作品が他に移管される一方、国内各地からロシア美術の名品が集められた。ヨーロッパの影響を受けながら地歩を築いた国民画派の作品が網羅されていることはいうまでもないが、ロシアのギリシア正教改宗以来近世まで、この国のほとんど唯一の絵画形式であったイコンの収集が特筆される。このなかには、12世紀の『ウラジーミルの聖母』、15世紀ロシア最大の画家ルブリョフの『聖三位(せいさんみ)一体』などの代表作が多数含まれている。[湊 典子]

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