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トンチン年金 トンチンねんきんTontine

翻訳|Tontine

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

トンチン年金
トンチンねんきん
Tontine

イタリア,ナポリ生れの銀行家 L.トンチ (1630~95) が考案した年金制度国庫に融資する者に対し,元利の支払いに代えて終身年金を与えるもの。この場合出資者全員の応募額を元として一定率の利息額に相当する年金を始める。しかし年金総額は毎年等額であるが,出資者のメンバーは逐年死亡し減少するから,死亡者の受けるべき年金は生存者に配分されるという仕組みをもつ。フランスの J.マザランが 1653年にこのトンチン年金制度を確立し,ルイ 14世はこの制度を大いに利用したが国庫の重荷となり,ルイ 15世によって 1763年廃止された。

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百科事典マイペディアの解説

トンチン年金【トンチンねんきん】

イタリアのトンティTontiが17世紀に考案した年金制度。小口出資を広く募集し大量の資金を集め,出資者の年齢群によって集団を設け,各集団ごとに出資に対する利子相当額を毎年支給し,その集団の生存者で分配する。

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世界大百科事典 第2版の解説

トンチンねんきん【トンチン年金】

ナポリ生れの医師(銀行家ともいわれる)トンティLorenzo Tonti(1630‐95)がルイ14世時代のフランス財政改善のため建策した年金制度。発案者の名にちなんでトンチンtontine年金と呼ばれ,17~18世紀のヨーロッパに広く行われた。国庫に遊資を提供する者に対し,元利の支払に代えて,終身年金を与えるものである。この場合,出資者の年齢群によって集団を設け,各集団ごとにその集団全員の応募額を元として一定率の利息額に相当する年金を開始する。

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