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ト書き とがき

大辞林 第三版の解説

とがき【ト書き】

〔指定の言葉が「…ト両人歩み寄り…」などと「ト」ではじまる、歌舞伎脚本から起こった語〕
脚本で、せりふの間に、俳優の動き・出入り、照明・音楽・効果などの演出を説明したり指定したりした文章。

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世界大百科事典 第2版の解説

とがき【ト書き】

演劇用語。戯曲のなかで,せりふ以外の,主として登場人物の動作や行動を指示する部分のことをいう。場合によっては,時代,場所,日時の指定,舞台の装置や効果の説明も含むことがある。英語のステージディレクションstage direction(舞台指示),ドイツ語レギーアンバイズングRegieanweisung(演出指示)がほぼこれに当たる。ト書きという言葉は,歌舞伎脚本などでせりふの後に〈ト思い入れあって〉と必ず〈ト〉を添えて書きこまれたことからきた言葉である。

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世界大百科事典内のト書きの言及

【脚本】より

…したがって劇上演前の準備台本といえるが,上演後の記録台本の場合もある。書き方としては,まず人物たちの行動する場所や時などを記し,その行動をせりふト書きに分けて書く方法が一般的である。近代以前には,せりふが中心で,ト書きの占める役割は少なかった。…

※「ト書き」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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