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ネルビ ネルビNervi, Pier Luigi

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ネルビ
ネルビ
Nervi, Pier Luigi

[生]1891.6.21. ソンドリオ
[没]1979.1.9. ローマ
イタリアの建築家,エンジニア。 1913年にボローニャ工科大学を卒業。コンクリートによる独創的な構造美を創造し,鉄筋コンクリート建築の新たな可能性を示した。 46年ローマ大学建築学部教授,57年アメリカ美術・文学アカデミー名誉会員。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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世界大百科事典 第2版の解説

ネルビ【Pier Luigi Nervi】

1891‐1979
イタリアの建築家。ソンドリオ生れ。ボローニャで工学を修め,技術将校をへてローマで構造技師として仕事をはじめる。とくに鉄筋コンクリートの構造設計にすぐれ,合理的計算の結果から造形美をひき出すことに手腕を発揮。戦前,ローマの格納庫(1935)にはじまる一連の作品があるが,戦後はトリノの展示場(1950),パリのユネスコ本部ビル(1957),ローマ・オリンピックスポーツ宮(1959)と,1作ごとに新技術をふまえた多様な構造美を提示し続けた。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ネルビ
ねるび
Pier Luigi Nervi
(1891―1979)

イタリアの建築家兼構造技術者。鉄筋コンクリートの特質に深く通じ、ダイナミックな現代性に富む造形美を展開した。ロンバルディアに生まれ、ボローニャで工学を学んだ。ローマ大学建築科で構造学を担当する一方、実作にも数多くの優れた業績を残した。構造技術者としては、ブロイヤーに協力したパリのユネスコ本部(1952)、ジオ・ポンティに協力したミラノのピレッリ・ビル(1958)、あるいはパリの国立工業センター(1955)などが知られる。建築家としても、フィレンツェベルタ競技場(1932)、トリノの展示場(1949)と労働者会館(1961)など、注目すべき作例を残した。橋、サイロ、格納庫など、建築と構造技術の接点をなす分野においても、今日、高く評価される作例が少なくない。ローマに没。[宝木範義]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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