デジタル大辞泉
「ノイジードラー湖」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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ノイジードラーこ【ノイジードラー湖】
オーストリアの首都ウィーンの南東約50km、オーストリアのブルゲンラント州とハンガリーにまたがる湖。面積は320km2で、中欧では2番目に大きいステップ湖(平原湖)だが、水深は最深でもわずか1.8mしかない。周辺はアシが生い茂る野鳥の天国で、280種の鳥類が生息している。浅い水深を利用したフリースタイルの湖横断水泳大会(身長160cm以上ならだれでも参加できる)が開かれているほか、ヨット、ウィンドサーフィン、釣りなどが楽しめる。また、湖周辺のなだらかな丘陵(きゅうりょう)地にはぶどう畑が広がり、貴腐ワインをはじめとする白ワインの名産地となっている。◇ハンガリーでは、マジャール語で「フェルテー湖(Fertő tó)」と呼ぶ。ハンガリーにまたがるこの湖一帯は、世界遺産に登録されている。
出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報
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ノイジードラー湖
のいじーどらーこ
Neusiedler See
オーストリアとハンガリーの国境にある湖。湖面標高115メートル、南北36キロメートル、東西7~15キロメートル。流出河川がなく、雨が少ない地域にあるため湖面の変動があり、その面積は不定であるが、およそ320平方キロメートルほど。水深は1~2メートルと浅く、冬は凍結し、夏には水温30℃まで上昇することがある。ウィーン市民の週末行楽地となる。
[前島郁雄]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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