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ハッカ油(薄荷油) はっかゆmint oil

世界大百科事典 第2版の解説

はっかゆ【ハッカ油(薄荷油) mint oil】

シソ科の多年草であるハッカ属の葉茎を乾燥し,これに含有される精油(収率約1%)を水蒸気蒸留で分離し(取卸油),4℃以下に冷却したときに生ずる,遊離メントールを主体とした白色結晶(ハッカ脳)を除いて精製した淡黄色の液体。脱脳油ともいう。原料とするハッカはその種類が多く,原料種によって主成分にも大きな違いがあるため,異なる名称で呼ばれることが多い。 ニホンハッカを含む東洋種(M.arvensis)は精油にメントール含量が多く,主成分は,l‐メントール(70~90%),メントン(21%),ピネン,カンフェン,メンテノン,リモネンセスキテルペンなどで,狭義にハッカ油というときはこれを指す。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

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