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バッキンガムシャー県 バッキンガムシャーBuckinghamshire

翻訳|Buckinghamshire

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

バッキンガムシャー〔県〕
バッキンガムシャー
Buckinghamshire

イギリスイングランド中南部の県。県都エールズベリー。1974年の自治体再編により,南東端部がバークシャー県へ分離され,1997年にはミルトンケーンズが単一自治体(ユニタリー unitary authority)となって分離した。グレーターロンドンの北西に接する県で,中央部を横切る南西―北東方向のチルターン丘陵が南のロンドン盆地と北のウーズ川上流域を分ける。チルターン丘陵には新石器時代に,エールズベリー谷にはローマ時代以前から人が住んでいたと思われるが,先史時代の遺跡などはあまり多くない。570年頃サクソン人(ザクセン人)が入植し,のちマーシア王国の一部となった。6~10世紀にはしばしばデーン人の侵入があったが,エールズベリー谷ではサクソン人の集落が栄え,11世紀頃からチルターン丘陵の密林地帯が開かれ始めた。ロンドンに近いため,歴史的にも多くの面でその影響を受け,17世紀半ばの清教徒革命では住民はいち早く議会派側について戦った。チルターン丘陵南東麓のハイウィカムには,丘陵から伐採されたブナ材を用いて早くから家具製造工業が発達した。ほかにエールズベリー,チェシャムなどに各種工業が立地するが,重工業は発展していない。農業部門は酪農が中心であるが,オオムギ,コムギ,カラスムギなどの栽培も盛ん。面積 1565km2。人口 48万1500(2005推計)。

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