コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

バビルサ バビルサ babirusa

翻訳|babirusa

3件 の用語解説(バビルサの意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

バビルサ(babirusa)

イノシシ科の哺乳類。体高65~80センチ。成長すると脱毛し、皮膚は灰褐色。雄は上あごの犬歯が顔面をつき破って伸び、後方に弓なりに曲がる。下あごの犬歯も大きい。インドネシアセレベス島などに分布。しかいのしし。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

バビルサ【babirusa】

偶蹄目イノシシ科の哺乳類(イラスト)。ほおを突き抜けて上方にのびる特異なきばをもつ原始的なイノシシの1種。このきばは上あごの犬歯が湾曲して上方にのびたもので,長さ31cmにもなる。下あごのきばは短剣状。雌のきばは小さい。体長88~111cm,尾長28~32cm,肩高65~80cm,体重は100kgに達する。体型はイノシシに似るが,毛はふつうまばらにしかはえず,皮膚は亜種によって滑らかなものとしわのよるものとがある。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

バビルサ
ばびるさ
babirusa
[学]Babyrusa babirusa

哺乳(ほにゅう)綱偶蹄(ぐうてい)目イノシシ科の動物。シカイノシシともいう。スラウェシ島、ブル島、スラ諸島などの森林内の沼地や、深い葦原(あしはら)などに、単独か小家族群ですむ。体長90~110センチメートル、体高65~80センチメートル、体重60~100キログラム。バビルサの特徴は、しわの多いほとんど裸出した皮膚と、成獣の雄の上頬(ほお)を突き抜けて弓状に曲がる犬歯である。上顎(じょうがく)犬歯の長さは、雄では31センチメートルに達する。幼時には褐色の毛を有するが、成長すると脱毛し、裸出した皮膚は灰色から灰褐色にみえる。木の葉、芽、果実などを食べ、朽ち木から幼虫を掘り出すこともあるが、一般のイノシシのように根を掘ろうとはしない。泥浴びや水浴を好む。妊娠期間5か月で、1産2子。子は体長15~20センチメートル、無地である。[増井光子]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内のバビルサの言及

【きば(牙)】より

…ゾウの上顎の切歯はきわめて長大で3m以上,マンモスでは4.5mにも達するが,その用途はあまりはっきりしない。バビルサの雄の犬歯は上下とも細長く,上の1対は吻の皮膚を貫いて上に伸び,先端が後下方に曲がっていて,武器としては役だちそうもない。長さ2.8mにも達するイッカクの雄の左側のきばも同様に用途不明である。…

※「バビルサ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

バビルサの関連キーワードイノシシ偶蹄類ダイカートピブタペッカリー疣猪イランドハーテビースト

今日のキーワード

カルテット

四重唱および四重奏。重唱,重奏の形態のなかで最も基本的なもので,声楽ではルネサンスの多声歌曲の形式であるシャンソンやフロットラから始り長い歴史をもつ。器楽も同様で,特に弦楽四重奏は室内楽の全レパートリ...

続きを読む

コトバンク for iPhone

バビルサの関連情報