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パリティー ぱりてぃー parity

翻訳|parity

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知恵蔵2015の解説

パリティー

物理状態を表す量子力学の波(波動関数)が、鏡の向こうの反転世界でどうなるかを示す値。同じなら+1、波の符号も逆転すれば-1。粒子は固有のパリティーをもつ。強い力や電磁気力の現象では保存されるが、弱い力の現象では保存の破れが見つかっている。偶奇性とも呼ばれる

(尾関章 朝日新聞記者 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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デジタル大辞泉の解説

パリティー(parity)

等しいこと。同等。同格。
価格の平衡。平価
素粒子の内部状態の特徴を、波動関数の符号が空間反転によって変わるかどうかで示す物理量。符号が変わらないときを+1(正・偶)、変わるときを-1(負・奇)であるという。陽子では+1、π(パイ)中間子では-1となる。偶奇性。
二進法における1の数が奇数個または偶数個ある状態。コンピューターではデータの単位に余分の1ビットを追加してこの状態を作り、誤りの検出・訂正を行う。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
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大辞林 第三版の解説

パリティー【parity】

等しいこと。等価であること。
均衡。平衡。 「戦力-」
〘物〙 粒子の状態を表す波動関数の符号が、空間反転によって変化するか否かによって、状態を区別するために用いられる語。符号が変わらない場合、その状態のパリティーは偶(+)、変わる場合は奇(-)であるという。素粒子はその内部状態に対しても固有のパリティーをもっており、例えば陽子のパリティーは+、パイ( π )中間子のそれは-である。偶奇性。
二進法によって表された数に現れる 1 が偶数個であるか奇数個であるか、ということ。偶奇性。反転性。
転換社債を株式に転換したらどれくらいの価値になるかを示す尺度。現在の株価をその転換価格で割った百分比。

出典|三省堂
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