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ヒメシジミ Plebejus argus

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世界大百科事典 第2版の解説

ヒメシジミ【Plebejus argus】

鱗翅目シジミチョウ科の昆虫。小型で開張2.2~3.3cm。雄の翅の表面は青紫色で黒色の縁取りがあり,雌の表面はほぼ全面暗褐色で外縁部に橙色の斑紋列が現れる。裏面は雄では白色,雌ではやや褐色を帯び,ともに外縁部に橙色帯がある。ヨーロッパから中国北部を経て日本に分布し,日本では北海道,本州,九州(九重高原のみ)に見られる。北海道には広く分布するが,西に進むに従って山地性となり,分布は局部的となる。明るい山地草原にすみ,ときに湿原に発生することもある。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ヒメシジミ
ヒメシジミ

シジミチョウ」のページをご覧ください。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ヒメシジミ
ひめしじみ / 姫小灰蝶
silver-studded blue
[学]Plebejus argus

昆虫綱鱗翅(りんし)目シジミチョウ科に属するチョウ。北海道、本州、九州に分布するが、近畿地方以西では産地は局部的で、九州では九重(くじゅう)連山に限られる。はねの開張29ミリ内外。雄の翅表は紫藍(しらん)色ないし青藍色で、黒い縁どりがあるが、この黒縁の幅は一般に暖地産では広く、寒冷地に産するものでは狭い。雌の翅表は黒褐色、後ろばねの亜外縁に橙(だいだい)色帯がある。裏面もほぼ同色であるが、雌は雄に比べてやや褐色みを帯びる。年1回の発生、6~8月に出現し、卵の状態で越年する。幼虫のおもな食草は、マアザミ、ヤマボクチなどのキク科植物およびタイツリオウギ、イワオウギなどのマメ科植物。そのほかバラ科、タデ科、ユキノシタ科、ヤナギ科植物も食草となることがある。[白水 隆]

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