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ビトラック ビトラックVitrac, Roger

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ビトラック
ビトラック
Vitrac, Roger

[生]1899.11.17. ロト,パンサック
[没]1952.1.22. パリ
フランスの劇作家,詩人,評論家。初め象徴詩,次いでシュルレアリスムの詩を書いていたが,やがて劇作に向い,A.アルトーとともにアルフレッドジャリ劇場を設立 (1926) 。ブルジョア社会を痛烈に批判した作品は,E.イヨネスコらの不条理演劇の先駆となった。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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世界大百科事典 第2版の解説

ビトラック【Roger Vitrac】

1899‐1952
フランスの詩人,劇作家。雑誌《アバンチュール》や《文学》にダダ風な戯曲を発表した後,1923年挑発的な戯曲《愛の神秘》を書き,27年アントナン・アルトーとともに創立したアルフレッド・ジャリ劇場の第1回公演の演目として初演した。代表作《ビクトル,または権力の座についた子どもたち》も翌年同劇場の第4回公演として上演された。一見保守的なブールバール劇枠組みの中に,大人以上の背丈と知能をもつ9歳の子どもという主人公の扱いが,ブルジョア家庭を愚弄するジャリ流の嘲弄の演劇であり,アナーキーな笑いを爆発させる。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ビトラック
びとらっく
Roger Vitrac
(1899―1952)

フランスの劇作家。ロート県に生まれる。シュルレアリスムの運動に加わり、小品を雑誌『アバンチュール』や『文学』に発表するが、1927年アントナン・アルトーとともにアルフレッド・ジャリ劇場を創立。ここで自作の『愛の神秘』や代表作『ビクトールまたは権力の座についた子供たち』Victor ou les Enfants au pouvoir(1928)を上演。30年同劇場解散以後は初期の挑発性を失ったが、シュルレアリスムの直系の劇作家として再評価されている。[利光哲夫]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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