一撃(読み)イチゲキ

デジタル大辞泉 「一撃」の意味・読み・例文・類語

いち‐げき【一撃】

[名](スル)1回の打撃または攻撃を加えること。ひとうち。「一撃もとに倒す」「手痛い一撃を食らう」「急所一撃する」
[類語]当てるぶつける打ち付ける打ち当てる突き当てる突っかかる突っかける衝突激突命中的中百発百中体当たり打撃強打痛打連打乱打滅多打ち

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「一撃」の意味・読み・例文・類語

いち‐げき【一撃】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 一回の攻撃、打撃。ひとうち。
    1. [初出の実例]「猛気平生思一撃、図中歳月徒悠悠」(出典:玉山先生詩集(1754)四・画鷹)
    2. 「舌頭の戦なら〈略〉多年の手練を以て一撃(ゲキ)の下に国子さんを破って見せます」(出典:園遊会(1902)〈国木田独歩〉三)
  3. 飛び立つこと。
    1. [初出の実例]「蒼鷹一撃過寒樹、白鷺群飛帰故池」(出典:本朝無題詩(1162‐64頃)六・初冬林亭眺望〈中原広俊〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android