ビニャーレス渓谷(読み)ビニャーレスけいこく

世界遺産詳解の解説

ビニャーレスけいこく【ビニャーレス渓谷】

1999年に登録された世界遺産(文化遺産)。キューバ最西部の都市ピナール・デル・リオの北方にあるオルガノス山脈にある渓谷。谷底から島のように屹立するモゴーテ(mogotes)と呼ばれる山で囲まれ、ヤシの木が生える農村風景が広がっている。この渓谷は土地が肥沃なことから農業が発展し、古くからキューバ特産の葉巻の原料となるタバコなどの栽培が行われてきた。その伝統的な農法は今も変わらず続けられており、また、この地方特有の農家の木造家屋や、音楽などの文化も残されている。こうした渓谷の自然と土着の建築や伝統が融合した文化を形成していることが評価され、世界遺産に登録された。◇英名はViñales Valley

出典 講談社世界遺産詳解について 情報

デジタル大辞泉の解説

ビニャーレス‐けいこく【ビニャーレス渓谷】

Valle de Viñales》キューバ西部にある渓谷。首都ハバナの南西約150キロメートルの町、ビニャーレスの北西に連なるオルガノス山脈に位置する。カルスト地形が広がり、浸食から取り残された丸い山や洞窟などが多い。古くからタバコ栽培が盛ん。独特な自然景観や集落景観が見られ、1999年に世界遺産(文化遺産)に登録された。ビニャレス渓谷。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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