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ビードロ vidro

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ビードロ
vidro

ガラスの古称。室町時代末にポルトガルオランダから長崎にもたらされた舶来ガラス器の当時の呼称で,明治大正の初めまで用いられた。「ギヤマン・ガラス」とも称した。

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デジタル大辞泉の解説

ビードロ(〈ポルトガル〉vidro)

ガラスのこと。また、ガラス製の器具。室町末期、長崎に来たオランダ人酒杯・鉢などの製法を伝えた。のちに渡来した板状のものはガラスと呼び区別した。 夏》
ぽんぴん」に同じ。

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大辞林 第三版の解説

ビードロ【vidro】

ガラスの古称。室町末期から江戸時代に使われた語。玻璃はり
首の長いフラスコ状の玩具。吹くと底部が凹んで、ポピンポピンと音がする。

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世界大百科事典内のビードロの言及

【お弾き】より

…その後,明治後期にガラス製の〈はじき〉が登場するが,ほかに練り物や米の粉でも作られた。〈ビードロ〉〈ビンドロ〉〈はなめん〉などの別称はこれらにちなんだ名称である。遊びの形式,方法は多種多様であるが,(1)はじき当て,(2)区画内でのはじき当て,(3)区画内へのはじき入れ,(4)はじき出し,(5)つかみ取り,(6)落し当て,(7)国取りなどに大別される。…

【ガラス工芸】より

…江戸時代になると,西洋ガラス製造の技術がおそらく中国を通じて長崎へ入ってきた。これらはビードロ,ギヤマンなどと呼ばれて人々に大いに珍しがられた。長崎で興ったガラス製造は大坂,江戸をはじめ各地にその技術が伝わったが,薩摩切子もその一つである。…

【薩摩切子】より

… 切子とはカット・グラスを意味し,薩摩切子のほかに江戸切子もあるが,後者は無色のカット・グラスで,江戸の加賀屋の天保年間(1830‐44)の引札(ひきふだ)(カタログ)には皿,蓋物,鉢などの食器のほか,切子でない金魚鉢,瓶などのガラス器も描かれている。なお,ビードロはポルトガル語vidroの,ギヤマンはダイヤモンドを意味するジアマントdiamantの,なまりである。ガラス【山崎 一雄】。…

※「ビードロ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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