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ファシリテーション ふぁしりてーしょん

ナビゲート ビジネス基本用語集の解説

ファシリテーション

ファシリテーションとは、会議やプロジェクトなどの集団活動がスムーズに進むように、また成果が上がるように支援することをいう。会議の場面の例としては、質問によって参加者の意見を引き出したり、合意に向けて論点を整理することが挙げられる。こうした働きかけにより、メンバーのモチベーションを高めたり、発想を促進することが期待されている。 ファシリテーションがビジネスの分野に取り入れられたのは1970年代のアメリカといわれる。日本ではもともと集団合議による合意形成やリーダーによる活動支援が行われていたが、90年代後半からファシリテーションという言葉であらためて注目されるようになった。この背景には、問題解決や企画創造のためにメンバー相互のコミュニケーションが重視されてきたこと、異なる立場や価値観にたつ人々をうまくまとめて業務を遂行する必要が出てきたことなどがある。

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デジタル大辞泉の解説

ファシリテーション(facilitation)

物事を容易にできるようにすること。簡易化。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

人材マネジメント用語集の解説

ファシリテーション

・facilitation
・企業や学校、地域のコミュニティなどの組織の会議などでグループ活動が円滑に行われるように、中立的な立場から支援を行うこと。またはそのための手法や技術のこと。その役割を担う人はファシリテーター(facilitator)と呼ばれる。
・1960年代〜70年代にかけて、教育やビジネスの分野でグループによる学習や会議を効率的に運営する手法としてアメリカで開発され、応用されてきた。日本でもQC活動や地域のコミュニティ活動などで独自に進化していたが、スキルとして認識はされていなかった。21世紀に入り企業の変革や新たなビジネスの創造が求められる時代になって、ようやく世界的にファシリテーションという言葉が一般的となり、注目されるようになってきた。
・ファシリテーターが関与するプロセスには、段取り・進行・プログラムといった、活動の目的を達成するための「外面的なプロセス」と、メンバー一人ひとりの頭や心の中にある、考え方や筋道などの思考的プロセス、感情の動きやメンバー同士の関係性など心理的プロセスの「内面的なプロセス」がある。ファシリテーターはチーム活動を円滑に進めるための外面的なプロセスと、成果や満足感を左右する内面的なプロセスの、両方のプロセスに関わることで、人と人の相互作用を促進する。
・ファシリテーションのスキルには、場をデザインするスキル(プロセス設計)、コミュニケーションのスキル(傾聴、復唱、質問、主張、非言語メッセージの解読等)、構造化のスキル(図解、フレームワーク)、合意(コンセンサス)形成のスキル等が挙げられる。
・日本ではファシリテーターとして、堀公俊氏や船川淳志氏などが有名である。

出典 (株)アクティブアンドカンパニー人材マネジメント用語集について 情報

大辞林 第三版の解説

ファシリテーション【facilitation】

〔容易にすることの意〕
グループによる活動が円滑に行われるように支援すること。特に、組織が目標を達成するために、問題解決・合意形成・学習などを支援し促進すること。また、そのための方法。

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