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フィガロ Le Figaro

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

フィガロ
Le Figaro

フランスの代表的な朝刊紙。保守,カトリック系で,外電,文学,芸術関係の記事はすぐれたものとされている。 1826年 M.アロイが風刺的な芸能週刊紙としてパリ創刊。 54年4月に編集長になった H.ド・ビルムサンによって発展の基礎が築かれ,66年から日刊になった。 1922年香水王 F.コティに買収されてから,34年コティの死去までは衰退期にあったが,その後 P.ブリッソンらの編集のもとで再びよみがえり,フランスの一流新聞となった。パリ占領中,一時リヨンで発行を続けたが,42年 11月~44年8月はドイツへの協力を拒否して自主的に休刊。第2次世界大戦後,ブリッソンと社主側との間で発行権をめぐり係争を生じたが,70年編集者の独立を認める協定を締結した。発行部数 37万 6310 (1997) 。

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デジタル大辞泉の解説

フィガロ(Le Figaro)

フランスの代表的な日刊紙。1826年から続く週刊紙を前身として、1854年にパリで創刊。保守的な論調で知られる。部数は約31万部(2009年平均)。

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百科事典マイペディアの解説

フィガロ

フランスの代表的日刊紙。1854年文芸評論の週刊紙として創刊され,1966年から日刊。創立者ビルメサンの手腕により政治報道紙としての地位を固め,フランス言論界に指導的地位を獲得,特に第2次大戦後に発展した。

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デジタル大辞泉プラスの解説

フィガロ

日産自動車が1991年から1992年まで製造、販売していた乗用車。2ドアクーペ。小型車マーチをベースとして開発され、レトロ風のデザインで注目された。

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世界大百科事典 第2版の解説

フィガロ【Le Figaro】

フランスの代表的新聞。1825年に創刊されたが,すぐに廃刊になったので,54年4月2日のビルメサンH.C.de Villemessant(1812‐79)による復刊が事実上の創刊である。66年日刊に移行した。ほぼ一貫して保守派に属し,文壇や社交界の記事が評判を呼んだ。1920年代には香水王F.コティが所有したこともある。第2次世界大戦中のドイツ占領期にはリヨンに逃れて細々と発行していたが,42年11月ナチスへの抵抗の意思表示として自主的に停刊した。

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大辞林 第三版の解説

フィガロ【Le Figaro】

フランスの代表的新聞。1854年創刊、66年に日刊となる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

フィガロ
ふぃがろ
Le Figaro

フランス最古の代表的保守系紙。パリ発行の朝刊紙。1854年、当時の大ジャーナリスト、ビルメサンHippolyte de Villemessant(1810―1879)が創刊。1866年日刊となる。エミール・ゾラ、ゴンクール兄弟、デュマ(子)ら一流の文人を起用して文芸紙としての名声を博す一方、ドレフュス事件ではドレフュス大尉を擁護してフランス陸軍と対決して勝利、19世紀末から20世紀初頭にかけて一流政治報道紙の地位を確保した。第二次世界大戦中の1942年、反ナチスの名編集者ピエール・ブリソンPierre Brisson(1896―1964)がビシー政権の検閲に抗議して自発的に停刊したが、1944年8月パリ解放の前日に復刊。戦後はブリソン理事長の下で資本と経営の分離に成功、1969年には発行部数53万を数えて黄金時代を迎えた。ブリソンの死後、経営がしだいに悪化、1975年には右翼の新聞王ロベール・エルサンRobert Hersant(1920―1996)が買収。1977年には政治部長兼評論家のレイモン・アロンRaymond Aron(1905―1983)が退社するなど経営、編集が対立、退潮期を迎えた。2004年フランスの兵器産業大手であるダッソー・グループが買収した。2010年の発行部数は約33万部。[伊藤力司]

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