ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「レイモン」の意味・わかりやすい解説
レイモン
Raymond， Marcel
[没]1981
スイスの批評家，文学史家。ジュネーブ大学教授。主著『フランス詩に及ぼしたロンサールの影響』L'Influence de Ronsard sur la poésie française (1927) ，『ボードレールからシュルレアリスムまで』 De Baudelaire au surréalisme (33) ，『バレリーと精神の誘惑』 Paul Valéry et tentation de l'esprit (46) 。ほかにルソーの本文校訂，バロック文学の研究がある。
レイモン
Raymond， Marie
[没]1988.
フランスの女性画家。パリとニースで絵画を学び，シュル・アンデパンダン展に出品して制作を始め，1937年のパリ万国博覧会のコートダジュール館の装飾を担当。その後抽象的傾向の作品を描き，サロン・デ・レアリテ・ヌーベルやサロン・ド・メなどに出品した。
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