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フィリップ・フォン・シュワーベン フィリップ・フォン・シュワーベンPhilipp von Schwaben

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

フィリップ・フォン・シュワーベン
Philipp von Schwaben

[生]1178頃
[没]1208.6.21. バンベルク
ホーエンシュタウフェン朝のドイツ王,神聖ローマ皇帝 (在位 1198~1208) 。フリードリヒ1世 (赤髯王) の末子。兄ハインリヒ6世の没後,兄の子 (のちのフリードリヒ2世) が幼少のため皇帝に選出された。彼の時代は皇帝権動揺の時期にあたり,対立国王オットー4世が立ち,ドイツへの介入をねらったローマ教皇インノケンチウス3世が,1201年オットーを支援したため,フィリップは一時苦境に立たされたが,オットーの勢力を破り,08年ようやく教皇の承認を獲得した。しかし娘との結婚を拒否した貴族に,同年6月暗殺された。十字軍とも関係して,第4次十字軍をコンスタンチノープル攻撃に向けさせたのは,彼の義弟ビザンチン皇帝アレクシウス4世のために行なった策動によるともいわれている。

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