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フィルポッツ フィルポッツPhillpotts, Eden

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

フィルポッツ
フィルポッツ
Phillpotts, Eden

[生]1862.11.4. インドマウントアブー
[没]1960.12.29. デボンシャー,ホニトン
イギリスの小説家,劇作家。『霧の子供たち』 Children of the Mist (1898) から『おぼろげに鏡に写して』 Through a Glass Darkly (1951) にいたる二十余編の小説は,南西部ダートムア地方の自然と人間を描いたもの。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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世界大百科事典 第2版の解説

フィルポッツ【Eden Phillpotts】

1862‐1960
イギリスの小説家,劇作家。インド生れ。両親はともにデボンシャーの出身。約250冊以上の著書のうち最も重要なのは,その大半を占めるデボンシャー,とくにダートムーアの自然と人情を写した長編小説群で,農夫たちの些細な行為にも十分な目を注ぎ,T.ハーディウェセックス物としばしば比較される。このほか3年間連続上演の記録をもつ《農夫の妻》(1916初演)や《ジェーンの遺産》(1925初演),《駆落ち》(1928初演)などの劇作もある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

フィルポッツ
ふぃるぽっつ
Eden Phillpotts
(1862―1960)

イギリスの小説家、劇作家、詩人、推理作家。インドに生まれ、98歳で死去し、著作は250編に上る。ダートムア小説とよばれ、ハーディのウェセックス小説にも対比すべき多くの田園小説のほか、幻想小説、詩、随筆と幅広い活躍のあと、1921年、60歳になって怪奇推理小説『灰色の部屋』に手を染めた。推理小説の場合にはハリントン・ヘクストHarrington Hextの名も用いている。『赤毛のレドメイン家』(1922)、『闇(やみ)からの声』(1925)が推理小説の分野では世評が高い。英文学特有の落ち着いた展開のなかに、意外な謎(なぞ)や構成を秘めている。イギリス推理小説界の女王クリスティの、少女習作時代の師でもあった。[梶 龍雄]
『橋本福夫訳『闇からの声』(創元推理文庫)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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