コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

フィン人 フィンじんFinn; Suomalaiset

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

フィン人
フィンじん
Finn; Suomalaiset

フィンランド人。みずからはスオマライセットと称する (フィンランドをさすスオミ Suomiを語源とする) 。フィン=ウゴル語派中のフィン=ペルム語派に属し,エストニア人,カレリア人などとともに原フィン人を構成し,フィンランド南西部に定住している。7~8世紀まではまだ農耕,漁業に基づく部族的性格をもった社会を形成していたが,スウェーデン人に制覇された。とりわけ 12世紀のエーリックの侵入 (東方十字軍) 以来長くスウェーデンの統治下に,次いで 1809年以来ロシアに支配されていたが,ロシア革命の際独立した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

デジタル大辞泉の解説

フィン‐じん【フィン人】

Finn》フィンランドを中心にヨーロッパ北部に居住し、フィンランド語を用いる民族。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

フィン人
ふぃんじん

フィン語(フィンランド語)を話すフィンランド共和国の大多数を占める民族。フィンランド人に同じ。ただし、国籍的な意味でのフィンランド人には、スウェーデン語を日常母語として通常「フィンランドのスウェーデン人」とよばれる人口の6%ほどの少数派民族が含まれる。国外では、アメリカ合衆国に約20万人、カナダに約6万人、オーストラリアに約1万5000人のフィンランド系移民がいる。また、毎年1万人前後がスウェーデンに移住し、同時に数千人が帰国しているが、おもに出稼ぎ的性格のものである。フィン人の人類学的特徴としては、長身で色白、人口の約8割が金髪あるいは亜麻(あま)色の髪をもち、目は青あるいはグレーで典型的北欧人であるが、フィンランド語は、ハンガリー語や東北ロシアからシベリア一帯に広がるフィン・ウゴル諸語と親族関係にある。現在、ロシア連邦内のカレリア共和国にはフィン人と同系のカレリア人が約9万人居住する。[玉生謙一]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

フィン人の関連キーワードユルヨ・S. ユルヨ・コスキネンユルヨ・コスキネンパヒキナサーリ条約青年フィンランド党老フィンランド党カレリア(民族)ノルボッテン県ストールベルイフィンランド史トゥラニズムウラル系諸族クールラントサーフィンマイツェンネバ[川]タタール人リューリクエイギール北欧美術ヘンリク

今日のキーワード

だまし面接

企業が面談や懇談会と称して就職活動中の学生を呼び出し、実質的には学生を選考する偽装面接のこと。2016年卒業の大学生に対する選考活動の開始時期を、従来の4月1日から8月1日以降へと後ろ倒しする主旨の「...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android