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フウラン(風蘭) フウランNeofinetia falcata

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

フウラン(風蘭)
フウラン
Neofinetia falcata

ラン科の常緑多年草東海地方より西の暖地樹上に着生する。茎は短く直立し,古い葉の葉鞘が2列に並んでおおう。葉は広線形で湾曲し,下面に深い縦溝が1本あり,基部には関節がある。夏に,下部葉腋から1本の花柄を出し,3~10個の白色花を長い花柄の先につける。花被片6枚はいずれも反巻し,長い距がある。果実は棍棒状。観賞用としてよく栽培され,葉形の変異による園芸品種が多い。

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世界大百科事典 第2版の解説

フウラン【フウラン(風蘭) Neofinetia falcata (Thunb.) Hu】

常緑の着生ラン(イラスト)。江戸時代より富貴蘭(ふうきらん)の名で,おもに葉の変異品が栽培されてきた。近年は花の美しさにも注目され,濃紅花,紅花,桃花八重咲き,6枚弁などの変種も珍重されている。茎は短く,葉をやや密に2列に互生する。葉は広線形,長さ5~10cm,革質で内折する。6~8月,葉腋(ようえき)より花茎を伸ばし10花前後を総状につける。花は白色,径約15mm,よい香りがある。萼片花弁は後方にそる。

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