フラッシュメモリー(読み)フラッシュメモリー(英語表記)flash memory

翻訳|flash memory

デジタル大辞泉 「フラッシュメモリー」の意味・読み・例文・類語

フラッシュ‐メモリー(flash memory)

電気的にデータ消去と書き換えができる半導体メモリー電源を切っても記録内容が保存される。デジタルカメラやデジタルオーディオプレーヤー、携帯電話メモリーカードなどに使われる。フラッシュROMロム

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IT用語がわかる辞典 「フラッシュメモリー」の解説

フラッシュメモリー【flash memory】

半導体メモリー一種。電源を落としても記憶内容を保持するROM(ロム)とデータの書き換えが可能なRAM(ラム)の両方特徴を持つ。このメモリーをカード型のパッケージにしたメモリーカードは、デジタルカメラデジタルオーディオプレーヤー・携帯電話などで広く用いられる。◇「フラッシュメモリ」「フラッシュROM」「フラッシュEEPROM(イーイーピーロム)」ともいう。

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ASCII.jpデジタル用語辞典 「フラッシュメモリー」の解説

フラッシュメモリー

電気的に内容を消去したり、書き換えられる不揮発性のメモリー。フラッシュROMとも呼ばれる。電源を切ってもデータが消えないことや、ブロック単位で消去/書き込みができるという特徴を持つことから、ネットワーク機器のファームウェアを保存するためのROMや、携帯電話やデジタルカメラ用のメディアとして利用されている。フラッシュメモリーを使用したメディアには、USBメモリーSDメモリーカードコンパクトフラッシュSSDなどがある。

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カメラマン写真用語辞典 「フラッシュメモリー」の解説

フラッシュメモリー

 電気的に一括消去、そして再度のデータ書き込みが可能な半導体メモリのこと。電源を切ってもデータは消えず、保持されたままになる。デジタルカメラの 記録メディア (メモリーカード)のほとんどは( マイクロドライブ を除き)、このフラッシュメモリーを使用している。

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パソコンで困ったときに開く本 「フラッシュメモリー」の解説

フラッシュメモリー

メモリーの一種です。普通のメモリーは電源を切るとデータが失われますが、フラッシュメモリーは失われない構造になっています。「不渾発メモリー」とも呼ばれます。
⇨USBメモリー、メモリー

出典 (株)朝日新聞出版発行「パソコンで困ったときに開く本パソコンで困ったときに開く本について 情報

世界大百科事典(旧版)内のフラッシュメモリーの言及

【記憶装置】より

…過去には,ヒューズのような仕掛けを使った消去不可能なものや,紫外線を当てると情報が消えて再書込み可能になるEPROMもあった。しかし,現在では電気的に消去可能な種々のフラッシュメモリーが広く使われている。たとえば,パソコンなどでは電源投入後ただちに実行するプログラム(BIOS,バイオス)を記憶するためにフラッシュメモリーが使用されている。…

※「フラッシュメモリー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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