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ブルゴーニュワイン ブルゴーニュワイン

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飲み物がわかる辞典の解説

ブルゴーニュワイン


フランス南西部のボルドーとともに二大名産地として知られる、中東部のブルゴーニュ地方産のワインの総称。ボルドーワインが複数種のぶどうをブレンドしてつくるのに対し、白ならシャルドネ種、赤ならピノノワール種というように、基本的に単一のぶどう品種のみでつくる。フルーティーで心地よい酸味のある華やかな味わいが持ち味とされ、「ワインの王」と称される。単一の品種でつくるのは、この地域の土壌の性質が比較的均一で、土地にあったぶどう品種が限定されるため。ボトルは「なで肩」といわれる、首から胴部にかけてゆるやかにカーブを描く形状を特徴とする。「シャブリ」「シャンベルタン」「ロマネコンティ」「モンラッシェ」などが知られる。◇「バーガンディー(Burgundy)」ともいう。⇒ボルドーワイン

出典|講談社
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とっさの日本語便利帳の解説

ブルゴーニュワイン

ブルゴーニュ(Bourgogne)▼フランスの中東部の地方で、中心都市はディジョン。古くは五世紀にゲルマン民族ブルグント族が定住し、六世紀には王国が建設された。一四~一五世紀、バロワ家系のブルゴーニュ公国は、フランス最大の封建諸侯として富強を誇った。一三世紀以降、織物と共にワインの生産で繁栄。「ブルゴーニュワイン」は赤・白両種のテーブルワインだが、一般的には赤ワインが有名で、「burgundy」には「赤茶褐色(ブルゴーニュワインのような)」の意味があるほどである。

出典|(株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」
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栄養・生化学辞典の解説

ブルゴーニュワイン

 フランスワインの一つ.

出典|朝倉書店
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ブルゴーニュワイン
ぶるごーにゅわいん
vin Bourgogneフランス語

パリの南、東アルプスに近いブルゴーニュ地方で生産されるワイン。ボルドーと並んでフランスワインの産地としてもっとも有名である。英語でバーガンディーBurgundyとよばれ親しまれている。ブルゴーニュでは赤、白とも優れたワインがつくられるが、とくに赤はボルドーのクラレットとよく対比される。ブドウの品種はおもにピノ・ノワール(赤)、ガメー(赤)、シャルドネ(白)などである。[原 昌道]

生産地と種類

ブルゴーニュのワイン生産地はシャブリ、コート・ドール、コート・シャロネーズ、マコネー、ボージョレーの地域に分かれる。シャブリはヨンヌ県の小さな町の名前で、ここを中心につくられるシャブリの白ワインは魚料理にマッチするワインとして世界中に知られている。
 コート・ドールは「黄金の丘」の意味で、遠くから見ると黄金の斜面畑が見えるところからきている。この地方の北半分はコート・ド・ニュイとよばれ、おもに赤ワインを、南半分はコート・ド・ボーヌとよばれ、おもに白ワインを産する。コート・ド・ニュイ地区にはジュブレイ・シャンベルタン、ブージョ、ボーヌ・ロマネといった有名な村がある。これらの村のグラン・クリュ(特級畑。ブルゴーニュワインの格付けでもっとも格の高いものをさす)のなかには、ナポレオン皇帝が好んで飲んだといわれるシャンベルタン、きき酒の騎士たちの城として知られるクロ・ド・ブージョ、幻のワインとよばれるロマネ・コンティがある。他方、コート・ド・ボーヌ地区ではアロックス・コルトン、ピュリニー・モンラッシェ、シャサニュー・モンラッシェなどの有名な村があり、西ローマ帝国シャルルマーニュ大帝が名づけたといわれるコルトン・シャルルマーニュや、ブルゴーニュの最高の白ワインとして自他ともに許すル・モンラッシェを産する。そのほかボーヌの町はワイン取引の中心地として、またオスピス・ド・ボーヌ(慈善養老病院)のワインでも知られている。オスピス・ド・ボーヌでは、1859年以降毎年チャリティーのためのオークションが開かれており、寄進された畑から収穫され、ここで競り落とされたワインは、オスピス・ド・ボーヌのラベルで出荷される。
 コート・シャロネーズでは口あたりのよいメルキュレーの赤ワインが有名で、またアンリ4世が愛飲したといわれるジブリーの赤ワインもある。さらに南のマコネーでは世界的に有名な白ワイン、プーイィ・フュイッセを産する。
 ボージョレー地区は大衆酒のボージョレーワインの産地で、このワインは多産系のガメー種が使われており、軽い赤ワインとして人気がある。とくに、マセラシオン・カルボニック法という特殊な醸造法によってつくられる軽快な赤の新酒、ボージョレー・ヌーボーは毎年11月の第3木曜日から発売されることで有名である。
 なおフランスのワインには、原産地統制呼称とよばれる政府保証の表示がついている。[原 昌道]
『シルヴァン・ビティオ、ジャン・シャルル・セルヴァン共著『ブルゴーニュワイン』(2000・河出書房新社)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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