シャルドネ(その他表記)〈フランス〉chardonnay

デジタル大辞泉 「シャルドネ」の意味・読み・例文・類語

シャルドネ(〈フランス〉chardonnay)

フランス中東部、ブルゴーニュ‐フランシュ‐コンテ地方、ソーヌ‐エ‐ロアール県の村。ブドウ畑が広がる。
を名の由来とした白ブドウの品種名。フランスのほか米国オーストラリアイタリアなど各地栽培され、上質な白ワイン原料となっている。

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精選版 日本国語大辞典 「シャルドネ」の意味・読み・例文・類語

シャルドネ

  1. 〘 名詞 〙 ( [フランス語] chardon(n)ay ) 白ワイン用のブドウの品種名。フランス、ブルゴーニュ地方の村名に由来する。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「シャルドネ」の意味・わかりやすい解説

シャルドネ
Chardonnet, (Louis-Marie-) Hilaire Bernigaud, Comte de

[生]1839.5.1. ブザンソン
[没]1924.3.12. パリ
フランスの化学者。パスツールもとで学んだ。 1878年から人造繊維の研究に着手し,84年ニトロセルロースを用い,可燃性をおさえた繊維 (硝酸人絹) を製造することに成功,その特許を取った。この繊維は 89年のパリ博覧会で評判となり「光るもの」という意味でレーヨンと呼ばれた。その後,工業化されたが,やがてビスコースレーヨンアセテートなどの後続のレーヨンに駆逐された。

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飲み物がわかる辞典 「シャルドネ」の解説

シャルドネ【chardonnay(フランス)】


フランス原産の白ワイン用のぶどうの品種。ソービニヨンブラン、リースリングとならび、三大白ワイン用品種とされる。フランス中東部のブルゴーニュ産の高級白ワイン、シャブリやモンラッシェなどもこれを用いる。ヨーロッパ各地のほかアメリカ、南米、オーストラリア、ニュージーランド、日本など世界各地で栽培されている。◇ブルゴーニュ地方マコネ地区の村名「Chardonnay」に由来。

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とっさの日本語便利帳 「シャルドネ」の解説

シャルドネ

白ワイン用ブドウ品種。ブルゴーニュ地方では最高級の白ワイン、ル・モンラッシェを生み出す。カリフォルニア、オーストラリア、イタリアなど世界中で栽培。

出典 (株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」とっさの日本語便利帳について 情報

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