ブロークン・ヒル(英語表記)Broken Hill

世界大百科事典 第2版「ブロークン・ヒル」の解説

ブロークン・ヒル【Broken Hill】

オーストラリア南東部,ニュー・サウス・ウェールズ州西部の鉱業都市。人口2万3000(1991)。この国有数の非鉄金属鉱山があり,亜鉛,銀鉱石を採掘し,ポート・ピリーおよびニューカスルへ鉄道輸送する。鉛,亜鉛の産出量はともに全国の約6割を占める。都市運営における鉱山労働者組合の影響力が強いことでも知られる。1883年鉱床が発見され,1907年市制をしいた。名称は先住民語地名の英訳。【谷内 達】
[鉱床]
 先カンブリア時代の片麻岩結晶片岩,角セン岩などの地層中に幅数十mの鉱化帯があり,多数のレンズ状の鉱体が延長5kmにわたって断続する。

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世界大百科事典内のブロークン・ヒルの言及

【ダーリング[川]】より

…上流部の支流ではナモイ川流域の綿作のように灌漑が見られる。また下流のメニンディー貯水池(1960完成)の水は牧畜用の灌漑に利用されるとともに,ブロークン・ヒル(110km余り北西にある鉱山都市)に送水される。1829年C.スタートが調査。…

※「ブロークン・ヒル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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