デジタル大辞泉
「ニューカッスル」の意味・読み・例文・類語
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ニューカッスル
(Newcastle)
[二] オーストラリア、ニューサウスウェールズ州東部のハンター川河口に臨む都市。
付近にゆたかな炭田地帯をひかえ、石炭の
輸出港、
製鉄・
造船工業などの
発達する工業都市として知られる。
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ニューカッスル
にゅーかっする
Newcastle
オーストラリア、ニュー・サウス・ウェールズ州東岸の都市。州都シドニーの北170キロメートル(道路距離)にある。シドニーに次ぐ同州第二の都市で、狭義のニューカッスル市の人口13万7307、都市圏人口47万0610(2001)。都市圏にはメートランド、炭鉱都市セスノックCessnockなどの都市を含む。ハンター川の河口に位置し、ハンター地方の農牧地帯および炭田を控えた中心都市。同地方の石炭資源(年産約2600万トン)を背景に、鉄鋼業(1915開始)を中心とする同国の代表的な重化学工業都市として知られている。市内のコクル・クリークに鉛・亜鉛精錬所、都市圏内のカリ・カリにアルミニウム精錬所がある。同国有数の港湾をもち、石炭、小麦、鉄鋼製品を輸出する。炭田の存在は1791年から知られ、1801年に流刑植民地として入植されたが、まもなく放棄された。1804年ふたたび開かれ、石炭産地として発展した。1885年市制施行。ニューカッスル大学(1965創立)がある。地名はイギリス本国のニューカッスル・アポン・タインにちなむ。
[谷内 達]
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ニューカッスル
Newcastle
オーストラリア,ニューサウスウェールズ州東部にある港湾・工業都市。太平洋にのぞむハンター川の河口に位置する。シドニーに次ぐ商工業の中心地。付近に炭田を控え,後背地には肥沃なハンター河谷に恵まれ,石炭と農産物の積出港として発達した。石炭資源を利用した 1915年の製鉄所の建設を契機に,近代工業が発展。鉄鋼,造船を中心に機械,金属,織物,化学,肥料,ガラス,食品加工の各種工業が立地し,石炭,鉄鋼,小麦などを輸出する。ニューカッスル大学はじめ教会,文化施設がある。人口 42万 7703 (1991推計) 。
ニューカッスル
New Castle
アメリカ合衆国,ペンシルバニア州西部,ピッツバーグの北西約 70kmの都市。イギリスの工業都市にちなんで命名。付近に石炭,鉄鉱石,石灰岩の地下資源があり,工業的に重要な位置を占める。鉄鋼製品,陶器,セメント,ビール,化学薬品などを産する。人口2万 8334 (1990) 。
ニューカッスル
New Castle
アメリカ合衆国,インディアナ州東部,インディアナポリス北東約 70kmの都市。 1819年創設。商業の中心地。 1900年頃から自動車とピアノの製造が行われ,現在は自動車部品,鉄鋼製品などが生産される。機械工業も盛ん。人口1万 7753 (1990) 。
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「ニューカッスル」の意味・わかりやすい解説
ニューカッスル
オーストラリア南東部,ニュー・サウス・ウェールズ州太平洋岸の港湾都市。旧名キングズ・タウン。シドニーの北東約115km。石炭産地を背後にひかえる重要な重工業都市で鉄鋼・造船業が発達。木材,羊毛,小麦などの輸出港でもある。19世紀初め流刑植民地として創設。49万3467人(2006)。
→関連項目ニュー・サウス・ウェールズ[州]
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