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プラントル数 プラントルすうPrandtl number

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

プラントル数
プラントルすう
Prandtl number

流体の粘性率を μ ,定圧比熱を cp ,熱伝導率 k とするとき,無次元数 Pr=μcp/k をプラントル数という。プラントル数はまた,動粘性率 ν=μ/ρ ( ρ は流体の密度) ,温度伝導率 κ=kcp を用いて,Pr=ν/κ とも表わされる。 Prは物質定数であり,その物質中における運動量の伝播速度と温度の伝播速度との比を表わす量と解釈できる。常温・常圧の気体のプラントル数は 0.7程度であるが,潤滑油では 104 のオーダになる。一方,液体金属では 10-3 ~ 10-2 のオーダをもつ。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典内のプラントル数の言及

【対流】より

…流れを代表する寸法をL,流体の熱伝導率をλとしたとき,NuhL/λで定義される無次元数をヌッセルト数Nusselt numberと呼ぶ。次元解析によると,ヌッセルト数は,強制対流の場合,同じく無次元数であるプラントル数Prandtl number(流体の粘性率をμ,定圧比熱をcpとして,cpμ/λで定義される)とレーノルズ数の関数に,また自然対流の場合にはプラントル数とグラスホフ数Grashof number(重力加速度をg,流体の動粘性率をν,熱膨張率をβとしてL3βg⊿T2で定義される)の関数になる。自然対流や強制対流での熱の見かけの移動の速度は,流れの状態が層流か乱流かにより大きく異なり,そのときの熱伝達をおのおの層流熱伝達,乱流熱伝達と呼ぶ。…

※「プラントル数」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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