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伝熱 でんねつheat transfer

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

伝熱
でんねつ
heat transfer

温度の差,あるいは温度の勾配を原因として生ずるエネルギーの空間的移動過程の総称。伝熱の基本的機構としては熱伝導熱放射がある。また,ある物体に接して流体が流れている場合には,流れに伴う熱エネルギー (内部エネルギーあるいはエンタルピー) の輸送と熱伝導との共存の結果,物体と流れとの間の伝熱 (直接には熱伝導による) が促進される。このように流れが関与する伝熱の形態を対流伝熱あるいは対流熱伝達あるいは単に熱伝達と呼ぶ。

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世界大百科事典 第2版の解説

でんねつ【伝熱 heat transfer】

温度差のある物質内を,あるいは物質から物質へ熱が移動する現象の総称。伝熱が関与する現象は自然界にもわれわれの生活の中にも数多く存在し,伝熱を無視して人間の営みは語れないといっても過言ではない。例をあげれば,太陽によって大地は加熱され,発電プラントのボイラーでは化石燃料の燃焼によって高温の蒸気が作られる。各種の熱交換器内では流体と固体壁,あるいは流体と流体との間で伝熱が行われ,その形態も蒸発や凝縮などさまざまである。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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