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プロベネシド プロベネシドprobenecid

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

プロベネシド
probenecid

C13H19NO4S 。 P- カルボキシベンゼンスルホニル塩とジプロピルアミンとから合成する。尿酸の排出を促進するので痛風,痛風性関節炎などの治療に用いられるが,鎮痛作用,抗炎症作用がないので,痛風の急性発作には用いられない。またペニシリン血中濃度を高めるためなどに併用された。副作用吐き気など。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

プロベネシド
ぷろべねしど
probenecid

最初の尿酸排泄(はいせつ)促進剤で、高尿酸血症ないし痛風の治療薬として知られる。プロベネシドは、ある種の薬物代謝酵素を阻害して薬物の腎(じん)尿細管からの分泌を阻害する。排泄を阻害される薬物はペニシリンやアスピリンなどであり、これらの薬物と併用することによって血中濃度を高め、持続時間を延長することができる。また、尿酸排泄作用は腎臓の近位尿細管における尿酸再吸収の抑制による排泄増加とみられており、腎障害や尿路結石のない高尿酸血症および痛風が適応とされている。
 プロベネシドは白色の結晶または結晶性粉末で、においはなく、味は初めわずかに苦く、あとで不快な苦みとなる。1日0.5~2グラムを2~4回に分けて経口投与する。[幸保文治]

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