ヘンゲロ(英語表記)Hengelo

デジタル大辞泉 「ヘンゲロ」の意味・読み・例文・類語

ヘンゲロ(Hengelo)

オランダ東部、オーフェルアイセル州都市エンスヘデの北西約10キロメートル、トウェンテ運河沿いに位置する。トウェンテ地方の工業都市一つとして、19世紀の繊維産業にはじまり、つづいて機械金属電気工業などが発達した。ヘンゲロー。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ヘンゲロ」の意味・わかりやすい解説

ヘンゲロ
へんげろ
Hengelo

オランダ東部、オーフェルアイセル州の工業都市。人口8万0433(2001)。繊維産業の盛んなタウンテ地方の中心に位置し、綿織物ほか、機械、金属、化学などの工業が発展する。もと家内工業の行われる農村であったが、ドイツへの交易路にあたることや、周辺岩塩を産するため19世紀中ごろより工業化が進んだ。

[長谷川孝治]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヘンゲロ」の意味・わかりやすい解説

ヘンゲロ
Hengelo

オランダ東部,オーフェルアイセル州の都市。エンスヘーデの北西,トウェンテ運河沿いに位置する。かつて小農村にすぎなかったが,トウェンテ工業地帯の発展に伴い急速に工業化。繊維,冶金,電気機器,製塩などの工業が盛ん。州立農学校,家畜市場があり,農業地帯の中心でもある。エンスヘーデと連接大都市圏を形成。人口7万 6726 (1992推計) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android