ボルガ・ウラル油田(読み)ボルガウラルゆでん

百科事典マイペディア 「ボルガ・ウラル油田」の意味・わかりやすい解説

ボルガ・ウラル油田【ボルガウラルゆでん】

ロシアボルガ川中流域とウラル山脈との間にある油田。単一の油田ではなく,広大な石油埋蔵地域の総称で,天然ガス産出。第二バクーとも。大部分は地下数百mから2kmまでの深さにある。1929年に最初油井が掘りあてられ,1956年には旧ソ連の産油総額の63%を占めるに至った。ボルガ川などの水運パイプラインによって各地に送られている。
→関連項目サラトフシズラニバクーバシコルトスタンロシア

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ボルガ・ウラル油田」の意味・わかりやすい解説

ボルガ・ウラル油田
ぼるがうらるゆでん

第二バクー油田

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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