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マスネ マスネMassenet, Jules(-Emile-Frédéric)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

マスネ
Massenet, Jules(-Emile-Frédéric)

[生]1842.5.12. モントー
[没]1912.8.13. パリ
フランスの作曲家。 1853年パリ音楽院に入学,A.トマに師事。 63年カンタータ『ダビード・リツィオ』でローマ大賞を受けてローマに留学中,ドイツ,ハンガリーを旅行。 67年に最初のオペラ『大おばさん』を上演。 78~96年はパリ音楽院教授として,G.シャルパンティエ,G.ピエルネら多くの作曲家を育成。オペラ『マノン』 (1884) ,『ウェルテル』 (92) ,『タイース』 (94) ,『ノートル・ダム吟遊詩人』 (1902) ,歌曲『エレジー』など繊細優美な作品を多く残した。

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ピティナ・ピアノ曲事典(作曲者)の解説

マスネ

サンテティエンヌのモントー生まれ。幼少の頃、ピアノの教師をしていた母にピアノを学び、1853年にはパリ音楽院に入学し、アドルフ・ロランに学ぶ。1960年からルベールに和声を、アンブロワーズ・トマに作曲 ...続き

出典|(社)全日本ピアノ指導者協会ピティナ・ピアノ曲事典(作曲者)について | 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

マスネ
ますね
Jules Massenet
(1842―1912)

フランスの作曲家。モントー生まれ。パリ音楽院で作曲をトマに学び、1863年に新進作曲家のコンクールでローマ大賞を受賞、3年間ローマに留学。パリに帰ったのちはオペラの作曲に力を注ぎ、『ラオールの王』(1877初演)などで名声を確立した。彼のオペラは未完、あるいは死後上演のものを含め36曲に及ぶが、ヒロインの愛や生涯を親密な雰囲気と叙情性のなかで描いたものが多く、甘美な旋律、外面的効果よりも情緒表現を重視した管弦楽の用法により、とくに80年代、90年代に愛好された。代表作はアベ・プレボーの小説による『マノン』(1884初演)、コルネイユの戯曲に基づく『ル・シッド』(1885初演)、ゲーテによる『ウェルテル』(1892初演)、「タイスの瞑想(めいそう)曲」でも有名な『タイス』(1894初演)などである。また、彼の歌曲は、フランス近代歌曲の創始者グノーとドビュッシーとを結ぶ位置にあり、フランス語の自然な抑揚と旋律美との融合に新領域が開かれている。1878年以後パリ音楽院の作曲の教授を務め、多くの優れた作曲家を育成し、パリに没した。[美山良夫]

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