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マルメロ マルメロ Cydonia oblonga; marmelo

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

マルメロ
マルメロ
Cydonia oblonga; marmelo

バラ科の落葉高木。ペルシア,トルキスタンの原産で,日本には中国から江戸時代の初期に渡来した。観賞用または果樹として栽培される。幹は 8mぐらいで,枝にとげはない。葉は全縁で先は円頭,托葉は早落性である。

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百科事典マイペディアの解説

マルメロ

西アジア〜中央アジア原産といわれるバラ科の落葉小高木。高さ5〜8mになり,葉は長楕円形。5月ごろ,新枝の先端に白〜淡黄紅色花をつけ,10〜11月にセイヨウナシに似た果実が成熟。
→関連項目マーマレード

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栄養・生化学辞典の解説

マルメロ

 [Cydonia oblonga].バラ目バラ科シドニア属の落葉高木の果実.ジャムママレードなどを作る.

出典|朝倉書店
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世界大百科事典 第2版の解説

マルメロ【marmelo[ポルトガル]】

バラ科の落葉高木(イラスト)。花は淡紅色,5月上・中旬に新梢の先端に1花ずつ開花する。葉は卵形または長円形で,裏面に細毛を密生する。果実はセイヨウナシ形または円形で,秋に黄色に熟し,果皮には白い細毛が密生する。カリンと類似するが,葉裏および果皮に細毛があり,葉縁に鋸歯がないので簡単に区別できる。イランからトルキスタン地方の原産で,ヨーロッパでの栽培は古く,ギリシアローマ時代から行われた。中国へは中央アジアを経て10世紀ころに渡来し,日本へは1634年(寛永11)に初めて長崎に渡来したといわれる。

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大辞林 第三版の解説

マルメロ【marmelo】

バラ科の落葉高木。西アジア原産。江戸時代に渡来。東北・信越地方で栽培。五月、白色または淡紅色の花を開く。果実は洋梨形で、秋黄熟し、甘酸っぱく香りが高い。砂糖漬けや缶詰にする。また、せき止めなどに用いる。カマクラカイドウ。セイヨウカリン。漢名、榲桲。 [季] 秋。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

マルメロ
まるめろ
[学]Cydonia oblonga Mill.

バラ科の落葉小高木または低木。中国名は榲。枝条は細長く、屈曲性が強い。葉は全縁で、卵形から長円形。基部は円形または亜心臓形で、先端はよくとがる。裏面に白い短毛が密生。花は淡紅色で5月上旬から中旬に、結果枝の先端に1花ずつつき、花径3~4センチメートル、花弁は5枚。雄しべは20余本、雌しべは5本。果実はセイヨウナシ形または丸形で宿存萼(がく)があり、果面には灰白色の短毛がある。果肉は石(せき)細胞が多く、香気が強い。甘酸っぱく軽度の渋味がある。芯(しん)を抜き、薄めに切って砂糖漬け、または火を通してシロップ漬けとして瓶詰や缶詰とするほか、糖菓ともする。また果実酒にもよく用いられる。
 ペルシア、トルキスタン地方の原産で、ヨーロッパではギリシア・ローマ時代から栽培され、中国へは10世紀ころ渡来したといわれる。日本へは1634年(寛永11)に長崎に伝えられた。現在、長野県諏訪(すわ)地方ではカリンとよばれ、わずかに栽培されるが、真正のカリンChaenomeles sinensis Koehneとは異なる。また新潟県ではカンタン、山梨県ではブッシュカンとよぶが、シトロンの1変種であるブッシュカンとは異なる。なお和名のマルメロはポルトガル語marmeloによる。繁殖は取木、挿木、または実生共台(みしょうともだい)の接木(つぎき)により、なかにはセイヨウナシの矮性(わいせい)台木として利用されるものもある。[飯塚宗夫]

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世界大百科事典内のマルメロの言及

【カリン】より

…果皮は滑らかである。果皮に細かい毛のあるマルメロと混同されることが多い。長野県諏訪地方でいわれるカリンはマルメロのことである。…

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