マンナ(英語表記)manna

翻訳|manna

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

マンナ
manna

旧約聖書『出エジプト記』 (16章) のなかで,神の賜物としてモーセによってイスラエルの民に示された食物。彼らがカナンの地に着くまでの 40年間主食となった。セリ科のコエンドロの実のように白く,そのままでは翌朝までもたず,ひきでひき (あるいは臼でつき) 釜で煮て餅としたと記されている。今日の学者は,これをギョリュウ属の木につくカイガラムシ排泄物と考えている。シナイ半島ベドウィンはこれをマンと呼び,蜂蜜の代りに用いている。

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精選版 日本国語大辞典の解説

マンナ

〘名〙 (manná)
① =マナ
※ぎやどぺかどる(1599)上「万民兵糧につまりければ、四十年の間、まんなと云て甘味深き天食をふらし給ふ者也」
② トネリコ属の植物の樹液を乾燥させた、淡黄色の結晶。緩下剤。〔薬品名彙(1873)〕

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