マンナ

精選版 日本国語大辞典 「マンナ」の意味・読み・例文・類語

マンナ

  1. 〘 名詞 〙 ( [ポルトガル語] manná )
  2. ① =マナ
    1. [初出の実例]「万民兵糧につまりければ、四十年の間、まんなと云て甘味深き天食をふらし給ふ者也」(出典:ぎやどぺかどる(1599)上)
  3. ② トネリコ属の植物の樹液を乾燥させた、淡黄色の結晶。緩下剤。〔薬品名彙(1873)〕

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マンナ」の意味・わかりやすい解説

マンナ
manna

旧約聖書『出エジプト記』 (16章) のなかで,神の賜物としてモーセによってイスラエルの民に示された食物。彼らがカナンの地に着くまでの 40年間主食となった。セリ科のコエンドロの実のように白く,そのままでは翌朝までもたず,ひき臼でひき (あるいは臼でつき) 釜で煮て餅としたと記されている。今日の学者は,これをギョリュウ属の木につくカイガラムシの排泄物と考えている。シナイ半島のベドウィンはこれをマンと呼び,蜂蜜の代りに用いている。

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