ミッドウェー島(読み)みっどうぇーとう(英語表記)Midway

翻訳|midway

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ミッドウェー島
みっどうぇーとう
Midway

太平洋中部、ホノルルの北西1900キロメートルに位置するアメリカ領の島。アメリカ海軍の管轄下にある。直径9.7キロメートルの環礁の中にイースタンEastern島とサンドSand島の2島があり、両島の間に南に開いた入口があって絶好の泊地をなす。陸地面積5平方キロメートル、原住人口はなく、アメリカの航空関係・軍関係などの駐留人口で占められるが、常時約2000といわれる。1859年ハワイの帆船の船長ブルックスが初めて上陸したのでブルックスBrooks島といわれることもあるが、北太平洋の真ん中にあるので「ミッドウェー」と命名された。1903年アメリカ海軍が支配、1930年代にはサンド島に太平洋横断の航空機の旅客のためのホテルが建設され、海底ケーブルの中継地となり、39年にはイースタン島に潜水艦と空軍の基地が設けられた。第二次世界大戦中の1942年6月にはミッドウェー海戦の戦場となった。現在も引き続き軍事上の要地であるが、世界高層気象観測基地や国立野鳥保護地も設定されている。[大島襄二]

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デジタル大辞泉の解説

ミッドウェー(Midway)

太平洋中部、北西ハワイ諸島の島。日付変更線近くにある。米国領で海軍基地がある。直径約10キロメートルの環礁で、クロアシアホウドリやコアホウドリの繁殖地であり、国立自然保護区に指定されている。2010年、同島を含む北西ハワイ諸島全域が「パパハナウモクアケア」の名称で世界遺産(複合遺産)に登録された。
[補説]1942年、沖合で日米両軍の海戦が行われ、太平洋戦争の戦局を連合軍優位に転換した。→ミッドウェー海戦

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精選版 日本国語大辞典の解説

ミッドウェー‐とう ‥タウ【ミッドウェー島】

(ミッドウェーはMidway) 北太平洋中央部、ハワイ諸島の西北方にある島。小環礁と、その中にあるイースタン・サンドの二島からなる。アメリカ合衆国領。海軍基地があり、また、太平洋横断空路・海底電線の中継地。

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