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ミラベル宮殿 ミラベルキュウデン

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デジタル大辞泉の解説

ミラベル‐きゅうでん【ミラベル宮殿】

Schloß Mirabell》オーストリア中部の都市、ザルツブルクの新市街にある宮殿。ザルツブルク大司教ウォルフディートリヒが愛人サロメアルトとその子供たちのため、ヨハン=ツッカリの設計で1606年に建造した。1818年の大火災の後、現在の姿に再建。隣接するミラベル庭園や、旧市街を中心とする他の歴史的建造物も含め、1996年に「ザルツブルク市街の歴史地区」として世界遺産文化遺産)に登録された。

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世界の観光地名がわかる事典の解説

ミラベルきゅうでん【ミラベル宮殿】

オーストリア北西部のザルツブルク(Salzburg)の新市街、ザルツァッハ川の右岸にある、眺望の素晴らしい宮殿。ホーエンザルツブルク城や旧市街を一望できる。この宮殿は、この一帯を独裁的に支配していたザルツブルク大司教のヴォルフ・ディートリヒ・フォン・ライテナウ(在位1587~1612年)が、1606年に、愛人のザーロメ・アルトと彼女との間にもうけた子供たちのために建てた館である。◇その後、ライテナウはザルツブルク周辺から算出する岩塩の製塩権をめぐる争いに敗れて失脚し、ホーエンザルツブルク城に幽閉されて獄死した。ライテナウは愛人の名前をとって「アルトナウ宮殿」と名づけたが、後任の大司教シティカスが「美を見よ」、あるいは「美しい眺め」という意味のラテン語にちなんだ「ミラベル宮殿」に改名した。この宮殿は、その後、1721年に6年の歳月をかけて大改装されたが、その90年後に焼失した。現在の宮殿は、そののちに再建されたものである。宮殿2階の大理石の間は、かつてモーツァルトも演奏を行った場所で、現在も毎日のように演奏会が開かれている。宮殿は、現在、ザルツブルク市の市庁舎となっている。

出典|講談社
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