ミルカー(英語表記)milker

翻訳|milker

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ミルカー
milker

搾乳機。牛の乳頭に装着したゴム円筒の中を真空圧状態にして,収縮,復元の脈動を繰返し乳頭を刺激して搾乳する装置。バケット型とパイプライン型とあり,バケット型はバケットを牛の横に置くか,腹の下に吊下げるかし,搾乳するごとにバケットを移動させ,その中に乳をたくわえる。パイプライン型は搾乳した乳を畜舎または搾乳室に設置された配管を通して所定の場所の集乳缶に送る方式。日本ではバケット型が普及している。

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百科事典マイペディアの解説

ミルカー

搾乳機とも。真空圧を利用して牛乳を搾る機械。電気真空ポンプで牛の乳頭にとりつけた金属製の乳頭カップと,その内側にあって乳頭と直接接触しているゴムの膜の間を真空にして乳を搾る。真空圧は自動的に断続され,乳は搾乳缶(かん)に一時ためるか,パイプで直接牛乳処理室へ運ばれる。

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世界大百科事典 第2版の解説

ミルカー【milker】

日本では搾乳機milking machineの意に用いており,普通,牛の乳をしぼる機械をいう(図)。日本では1955年ころから普及しはじめ,現在はほとんどの酪農家で使用されている。乳頭内の乳を吸い出すには300~380mmHgの陰圧を用いる。乳頭に装着して乳を吸い出す部分をティートカップというが,ここは内室,外室の2室構造になっている。内室は搾乳中つねに一定の陰圧であり,外室はパルセーターという装置により陰圧と大気圧が1分間に30~60回繰り返される。

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